中小企業経営者の知恵袋

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3社目のコーオウンド会社の事例は、サウスウエスト航空です。

 

経営破綻が相次ぐ航空業界中で、高い生産性、収益性を維持し、また、顧客満足度も従業員満足度も共に高いサウスウエスト航空も、コーオウンド・ビジネスです。

フォーチュン誌に掲載されるGreat Place to Workとは別の調査機関Glassdoorによる、「The Best Places to Work in 2015 」では、15位にランクインしています。

 

サウスウエスト航空は1967年に、アメリカ合衆国(米国)テキサス州ダラス市を本拠地とし、格安運賃と常識を超えるユニークな経営戦略で航空業界に参入しました。

航空機を一機種にしぼることで、業務効率性、生産性をあげ、コストを低く抑えることによって運賃を格安に据え置いています。また、手荷物の扱いが正確、定時を確保するなど、業務オペレーションがしっかりしており、お客様からの苦情が非常に少ないことでも有名な会社です。また、飛行中は、とことん、顧客を楽しませ、さらに、短距離航空市場で路線、便数の多く、非常に顧客満足度が高い会社です。

 

サウスウエスト航空の最大の特徴は、「社員第一、顧客第二」を掲げていることです。

社員はアソシエートと呼ばれ、「だれでもが手伝えることは進んで他の人の仕事を手助けしようよ。」という文化が根付き低い離職率と欠勤率、髙い創造性と革新性を実現しています。堅苦しくて航空会社が多い中で、従業員たちは仕事を面白くするためなら、とっぴな行動をとることも許されており、サウスウエスト航空は驚くほど自由で楽しい会社としても評判です。サウスウエス航空の客室乗務員は、キャビネットからいきなり顔御出してお客様を出迎えるなど、ユーモアにあふれています。

低価格戦略が実現できているのも、サウスウエスト航空の従業員の自発的な意欲に、支えられているといえます。旅客係員も必要とあらば、飛行機の清掃を手伝い、パイロットでさえも鞄を片手に清掃を手伝います。おそらく、決められた職務記述書や職場ルールがあたった、この低価格は実現してないでしょう。

 

次に業績についてですが、ほとんどの航空会社が経営破綻する中、売上高18,605百万ドル(2.2兆円)(2014年12月期)、従業員数は46,000人、過去41年間 連続黒字を達成し、黒字運営を続ける全米で数少ない航空会社の1つとなっています。また、米国の航空会社で唯一、アメリカ同時多発テロ事件を受けた航空産業冷え込みにもレイオフを行っていない大手航空会社でもあります。2012年にはスイスの航空輸送格付け機関から「世界で最も安全な航空会社」の10社のうちの1社に選定されています。

 

また、サウスウエストは、1970年代にコーオウンド化しました。これは、航空会社業界で、初めての試みでした。現在では、3億5千7百万ドル相当の株が従業員のもとにあり、会社の株式の12~13%を従業員が所有しているようです。

 

従業員の一人一人が事業主と思って、決められた組織の枠組みを超えて自由に動き回るそのサウスウエスト航空のこのユニークさは、格式張らず、仕事のやり方を全て任せるというサウスウエストの社風、そして、社員が株式を保有していることからくるものだと言えます。

 

(株)オーナーズブレイン 小泉大輔

 

 

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