辿り着いた最終話「長月輝伝」最期の戦いと救いの愛 | エンパス森ふくろうの独り言

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1ヶ月かかって見てきた「長月輝伝」も、この40話で終わりです。

大雪の日から見始めて終わったら春が来ているって象徴的かも?


物語はいよいよ最終決戦❗️


結婚の誓いの盃を交わす2人。これで永遠にここから出られないぞとタンタイジンが言うとススは盃を床に落とし、

光の国の私にこんな暗く冷たい場所にずっと居ろというのねと冷たく言います。





では光を見せてやろうとタンタイジンは、地獄そのものを禍々しく輝かせ天空へ浮かせます。



それめがけて攻撃を開始した道士達ですが、雑魚は簡単に吹き飛ばされ、ジウが天上へと飛び上がります。

彼はススを取り戻したいですからね。



各セクトがつくった光の渦は雷光となります。この87の雷光に打たれたら、悪神といえども生きてはいられないらしい。

でも、光の柱に打たれたのはススでした。



天空に飛び上がったジウですが、ススが苦しむ姿を見て憎しみを募らせ、

地上にいる道士達全ての力と悪神の手下たちの力全部を取り込んでタンタイジンと戦おうとします。

それは彼をも悪神にしてしまう力でした。憎悪は心を濁らせるのです。



あなたは悪神に堕ちてはいけないと言って、タンタイジンは彼を安全な地上に戻します。



落ちてきた彼を受け止めたのは、もちろん彼女でした。



天上の神々は、ススに力を与え、



彼女を光の女神にします。これで彼女はもう死ぬことはありませんし、殺されることもない無敵の存在になりました。



雲の上で再会した2人は、



誰も来ないこの世界の果てで一緒に暮らそうと誓い合いますが、



これはもちろんタンタイジンが最期についた嘘で、



タンタイジンはススを地上に戻し、自分は命を終わらせます。

これで地上に平和が戻って来ることを知っているからです。消え去っていくタンタイジンは幸せそうに微笑んでいました。



500年後の世界で、川のほとりで話をしている母娘。娘は昔の言い伝えをねだります。

「ここには昔、ミンヤというハンサムな武神がいてね。この川の貝の姫と恋をしたのよ。」

「その神様は私のお父さんみたいにハンサムだった?」この娘は、会ったことのない父親をちゃんと知っているかのようでした。



その2人を虹色に輝く世界の中から見下ろすタンタイジン、というところでこの壮大なドラマは終わっています。



もっともっといっぱい言いたいことがあったのよとタンタイジンにススが告げる言葉の中に、


「私が愛したのは、タンタイジンただ1人よ。」


それを聞いて嬉しそうに笑って、涙をこぼしながら彼女を下界に降ろすタンタイジンのところでは涙が溢れました😭

彼はもう2度と生きて会えないことを知っていたからです。

2人は、神と悪神という相対する存在でありながら、どんな時もいつの時代もお互いを守り、愛し合っていたのでした。

これでこの愛の悲劇は、一応なんとかハッピーに収まっています。

あの娘はあの一夜で授かったのでしょう。そして娘もちゃんと父親のことを知っているのは救いですね❣️


原作では、タンタイジンは普通の人間に戻って幸せに一生を終えると、原作を読んだファンからのコメントがありました。

それでシーズン2をぜひ作って欲しいというコメントで溢れていましたが、その予定はあるのかな?

私は、愛を知った悪神が納得した上で死に、地上に平和が戻って来るというエンディングで良いと思いますが、

皆さんはいかがでしょう?


この長い、個人的にハマったお話にお付き合いくださいましてありがとうございました😊

次は何を見ようかな?今見ている「First Frost 」は、中国とは少し遅れてNetflixが配信している現代劇です。面白いですよ!