次はどうなる?とやめられなくなる烏 | エンパス森ふくろうの独り言

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自分はエンパスだったんだ!と今更気がついたふくろうの独り言

NHKアニメのタイトルにもなっている「烏は主を選ばない」



小説はこちらが2巻目になります。1巻目では皇太子のお妃選びにまつわる陰謀の数々かと思って読んでいたら、

当の皇太子はほぼ姿を見せずに終わってました。ま、とりあえずお妃は選んだけどね。

この2巻目はその時期に皇太子はなにをしていたか?がわかる仕組みになっていました。

つまり1巻2巻は同時進行で話の表と裏だったわけです。皇太子がお妃選びに顔を出さなかったわけは、



そこらじゅうから命を狙われていた❗️



そりゃあ、お妃どころじゃないわな‼️


2巻目では近習に取り立てられた少年の目を通して話が語られていきます。

正室の息子を出家させてまで側室の子を皇太子にしたので、それはもう彼を殺したい連中がわんさといて、

その中心人物が、腹違いの実の兄。恐ろしい剣客がボディガードということで、皇太子は「うつけ」を装って、

色町や賭場に出入りしてばかりいることになっています。

そんななにを考えているのか、わからない男にこき使われる小烏くん。

なぜ色違いの鉢植えにやる水が一つは滝まで行って(飛んで)汲んで来なければならず、

もう一つはそばの水瓶の水で良いのか、何の説明もされません。賭場で負けた借金のかたに賭場で働かされる始末で、

皇太子だろうがなんだろうがぶん殴ってやる❗️とか切り刻んでも飽き足らないとか思いながら働いています。


話が進むにつれて一体誰が味方で、誰が敵だかサッパリわからなくなって来ます。それに貢献するのが小烏くん❗️

自分を殺そうとしていたのは正室の息子じゃなかったのか⁉️ としたら一体誰が全てを仕組んでいるのか?

味方を欺くには味方からなのか、それとも違うのか、話はどんどん入り組んで来て、さらに小烏くんの正体もわかって来てと、

読みながら二転三転する話に翻弄され、ジェットコースターに乗っているような気分になって来ました。


この話はすごーく面白い‼️


日本にいたら続きを読みたくて即本屋さんへ走ったでしょうが、カナダではそうもいかないからまたアマゾン頼みです。

今のところ円安なので良いチャンス❣️アマゾンの決済がどうなるのかわからないけど、今のうちに買い揃えるのも良いなと思っています。

またアマゾンの「欲しいものリスト」が伸びていく😆