インドネシア、バリ島で見つけた大切なこと | 高田馬場にある出版社【KKロングセラーズ代表 真船壮介のアメブロ】

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今年で創業51年!新書、実用書、ビジネス書などを出版しています。ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

みなさんこんにちは、

KKロングセラーズの

真船壮介です。

 

大変ご無沙汰しており

すみません。

約1年半ぶりの投稿です。

 

さて、実は先日、

12年ぶりに神々の島、

インドネシアバリ島に

行ってきました。

 

その旅の出来事を、

久々に綴らせていただきます。

 

案の定、長いです(笑)

最後までお付き合いください。 

 

 

 

私の4泊5日、

バリ島への旅の目的は、

 

あの人に会うためでした。

 

ただ

バリ島どころか、飛行機も、

旅行自体も12年ぶり。

 

出発当日、ワクワク半分、

不安半分を抱えながら成田空港へ。

 

午前11時発のガルーダインドネシアに

乗るために

 

3時間前に空港に到着。

 

そこでいきなり

目に入ったのは、

 

電光掲示板に書かれた

 

「機材が届かないので、

出発は22時発に変更になりました」

 

の文字。

 

へ?見間違いか?

 

まさか出発日を間違えたか?

 

プチパニック。

 

 

いま、朝の8時。

 

22時発ということは、

14時間もある。

 

自宅に戻る選択肢はない。

 

高田馬場の職場に行って、

仕事をするか・・

 

という気分ではない。

 

だって私は、

昨夜からツーリストな気分

なんだから。

 

なによりも、

11月末、ダウン脱いだら

Tシャツ姿の、

浮かれた代表を

社員に晒すわけにもいかない。

 

そこで、空港近くの

スパで時間を潰すことにした。

 

あ、かなりいい施設でした。

案内のリンクを貼っておきます。

よかったら行ってみてください。

https://soranoyu.com/

 

 

ようやくバリ島に着いたのは

翌日の朝5時。

 

12年前とは全く違う、

近代的に生まれ変わった

デンパサール国際空港(ングラ・ライ国際空港)。

 

入管に時間がかかったり、 

Wi-Fiが繋がらなかったりで、

ここでも軽くプチパニック。

 

しかしバリの空港にさえつけば、

先にバリ島入りしている知り合いが

迎えにきてくれることになっていたので、

ゲートを出たら大丈夫!

 

近くにいた、

若い二人連れにWi-Fiを繋いでもらい、

 

よし、これでよし。


と、知り合いに連絡。

 

ところが、返信がない、

連絡がないのだ。

 

なぜだー!!!!!

 

さあ、どうする真船!

 

 

 

空港で連絡を待つしかないのか。

 

ひとまず

トボトボと到着ゲートをくぐり、

ロビーに出ると

 

「真船壮介さま」という

紙を掲げて、出迎えてくれている男性が!

 

おお!神様はバリにいた!

 

ところで、私を迎えにくるはずで、

一緒に観光しましょうと

言っていた彼はどうした?

 

彼がこのタイミングで

バリ島に行くというから

日程を合わせたはずなのだが・・。

 

あれ?彼はどうした?

 

「あ、彼でしたら、用事を思い出したとかで、

すでに日本に帰国しましたよ」

 

なーにーっ??


日本語が上手の
ドライバーのDENNYさん

手渡されたのは、

 

件の彼からだという

お詫びの証らしき、

スナック菓子

 

スナック菓子かよっ‼

 

いや、怒るのはそこじゃない、

スナック菓子は美味しいからいいのだ。

 

いやいや、怒ること自体が違う。

 

ここは、神様がいるバリ島

 

飛行機が遅れてしまったのもあるし、

満面の笑顔で

私を迎えてくれ

ドライバーのDENNYさんだって、

 

その彼が手配してくれたのだから、

 

おおらかな気持ちで、

現実を受け止めよう。

 

ただ、その彼と

空港で合流する以外は何も決まっていない。

 

ノープラン、ノーアイデア

 

そこでふと気づいた。

これまで、15回近くバリ島に来ていたのに、

一度も名所に行ったことがないことに。

 

そうだ!

バリで一番人気のある観光地に行ってみよう!と、

DENNYさんに連れて行ってもらったのが

 

「タナロット寺院」

 

※DENNYさんに写真を撮ってもらう

 

空気がきれいすぎる!

 

海を見ると、

ものすごく心清らかになった

 

 

 

不義理な奴めと

イライラしていた例の彼に対する怒りも、少しだけ緩和していた。

 

 

茨城県で2年働いたことがあるという

ドライバーのDENNYさんとは

妙に気が合って、

ランチも一緒にとることにした。

 

ナシゴレンと約8カ月ぶりに解禁したビール。

美しい景色を眺めながらの

ビンタンビールがうますぎた。

大瓶2本を空けて、

お腹もいっぱいに!

 

 

 着いた日早々にとも思ったが、

時間があるうちに探しておくかと、

会社用のお土産を買いに行くことにした。

 

今回はじめて知ったのは、

インドネシアはジャコウネココーヒーが有名だということ。

 

すごい!

本物のジャコウネコもいた。

 

 

これがオススメだという、

ジャコウネココーヒーを2つ会社用に購入。

ずいぶん高いなとは思ったけれど、

喜んで貰えるならばと奮発した。

 

後日談にはなるが、

 

「ネコの、う○こコーヒーですよね?」

「パッケージのネコの写真が怖くないですか?」

 

などとスタッフからは怪訝な顔をされ、

 

話のネタにと、一度だけドリップしたけれど、

それ以来、誰も飲んでくれません

 

悲しい。

※超高級コーヒーである。おいしいです!

 

そんなこんなで、

マッサージに行ったりして、

しばらくまったりしたのち、

 

いよいよ、

車で3時間30分をかけて、

バリ島の北側に位置する

ヌガラという街にむけて出発!

 

 今回の目的地である。

 

ヌガラ、

12年ぶりの街並み。

 

二人乗り、三人乗りのバイクが行き交う。

所々に新しいスーパーや飲食店、

雑貨屋さんなど並ぶが基本的には

変わらないのどかであたたかい風景。

 

バイクや車は、

日本製が多いのが嬉しかった。

 

 行き先は、

ヌガラに入ってから車で、

40分くらい先にある

 

「ハマンリゾート‼️」

 

 

3日間お世話になる

ヴィラがそこにある。

 

ちなみに、

「着いたぞー」

と感動をしたかったのですが、

 

まずはトイレにかけこむ!

ギリギリセーフ‼️

 

実はここに来るまでの休憩時に、

ビンタンビールの大瓶を

一本飲み干していたのだ。

 

汗をかくから大丈夫だろうと

油断していたが、

 

私の頻尿は、南国でも健在であった。

 

その後も、私の頻尿は、

ドライバーのDENNYさんを

悩ますことになるのだが、

そのお話はまた別の機会に

書かせていただきます。

 

 

さておき、

到着したのは、

名古屋で不動産会社を経営している

濱口社長が建てた

10棟あるプール付きのヴィラ。

 

濱口社長は、

15年以上前、初めて会ったときから、

お兄さん的な存在で、

優しく接してくれた。

 

今回はお会いできなかったことが

残念。

 

 

チェックインし、

しばらく部屋でゴロゴロした後、

水着に着替えてプールへゴー!

 

 

 

おー!あたたかい❤︎

南国パラダイス!

プールに浮かぶソファに寝転ぶともうそこは天国。

 

 

また来れてよかった。

 

そうして部屋に戻り、

準備をしていると、

定刻ぴったり、

迎えの車がやってきた。

 

 

今回、バリ島に来た目的は、あの人に会うため。

 

車に乗って5分。

警備員付きの豪華な門のある家に到着。

 

 

見たこともない大きな玄関をくぐりドアをあけると、

 

そこで待っていたのは、

 

バリ島の大富豪アニキこと、

丸尾孝俊さん。

 

そう、12年ぶりに

バリのアニキに会いにきたのだ。

 

 丸尾さんをモデルにした

書籍

『出稼げば大富豪』は2009年に弊社から出版され、

※『出稼げば大富豪シリーズ』全5巻、

『ホンマもんの成功法則』『愛に恋ぃ』含めて全7冊を出版

 

2015年には堤真一さん主演、

尾野真千子さんや玉木宏さんなど

豪華キャストによる

 

「神様はバリにいる」という映画にもなった。

 

 

最初にお会いしたとき、

丸尾さん41歳、私は33歳。

お互いに若かった!

 

今年、私は50歳になったのだから、

17年もたつんだ。

 

久々すぎて、

照れもあって、

 

「はじめまして」

 

と挨拶すると、

 

「おーよく来てくれた」

 

と握手してくれた瞬間、

 

もう泣きそうになった。

 

あかん、

 

いきなり泣いてどうする。

 

色々な想いが頭をぐるぐるまわる。

恐怖でしかなかった出会い。

毎日朝方までガハハ笑いながら取材に応じてくれ

学び多く楽しかった日々。

発売したときの喜び。

発売後の葛藤。

 

いろいろな思い出が

頭を駆け巡り、

 

いろいろな思いが

こころを駆け巡った。

 

席に座ると日本人留学生や

スタッフさんがどんどん料理を運んできてくれる。

 

懐かしい顔ぶれもいた。

 

和食・日本食居酒屋、

萬まるのオーナーでバリに移住したという乾夫妻。

 

「アニキに会いに行こうツアー」を立ち上げたときや、

 やしきたかじんさんをバリ島に呼んだときも、

色々お世話をしてくれた

元旅行代理店の政本さんも来てくれた。

 

変わらず、みんな笑顔で迎えてくれた。

何も変わらない。

 

丸尾さんから

「12年も真船にほったらかしにされたわ」

と言われたので、

 

「そのままその言葉を返しますわ」と、

 

そんな他愛もない話をしていると、

 

みるみるテーブルの上が豪華になっていく。

 

インドネシア料理から刺身、

ムニエルとどんどん料理が運ばれてくる。

 

すべてが美味しい。

お酒もいろんな種類がある。

 

バリ滞在中は、

アルコール解禁!

久々飲みまくった。

 

丸尾さんはといえば、

相変わらず周りに

気遣いながら、

時には自分で食事を作り、振る舞ってくれる。

 

そして当時と変わらない

ギャグのオンパレード。

 

やばい、楽しい。

 

12年のブランクなんて

感じられないくらい、

 

あの頃の空気に包まれていた。

 

結局その日は朝5時まで

語らい明かした。 

 

https://www.facebook.com/share/r/uhg61xyt4YhAagwb/?mibextid=UalRPS

※豪邸の映像があるので添付します。

 

 

そして翌日、

夕食までの2時間

丸尾さんと2人きりで

話す機会をいただいた。

 

思えば、あんなに会っていたのに、

あんなに話していたのに、

2人きりで話すのは初めてだったのだ。

 

会っていなかったこの12年の間の出来事や、

 

丸尾さんに対しての思いや、

感じていたことのすべてを話した。 

 

誤解をしていたこと、

勝手に思い込んでいたこと、

正直少し拗ねていたことなども、

全部つつみかくさずに話した。

 

丸尾さんにとっては

どうでもいい話だったかもしれない。

 

生意気に感じたかもしれない。

 

不快に思うこともあったかもしれないが、

 

真摯に聞き、受け入れてくれた。

 

話せてよかった。

バリにきてよかった。

 

この12年

 

やり残しの宿題が

あるようで、

どこかモヤモヤしていたのだ。

 

そして今回バリ島に来て、

丸尾さんと膝を付き合わせながら

話せたことで、

ようやく

その宿題が提出できたように

思えた。

 

 翌日からは、

 

晴れて

バリ島をこころの底から

満喫!

 

 

温泉に行ったり、

ヌガラの町に繰り出し、

市場を見物したり、カフェでお茶をしたりした。

 

 

 

※丸尾さん宅で出会った素敵な方たちとバリ島を満喫!

 

結局夜ご飯は、

3日間とも丸尾さん宅で

ご馳走になった。

 

 

そして最終日の夜

 

そういえば、

これまで2人だけの写真は

ないよね?

 

ということで、

 

はじめての

ツーショット!!

 

 

焦り、もがいていた

あの頃の私。

 

丸尾さんには

どう映っていたんだろう。

 

50才になった私をみて、

何を感じたんだろうか。

 

また来ますと伝えると、

「必ずこいよ」と。

 

宿題の答えあわせに、

来年また来てみるか。

 

そんなことを思いながら、

バリ島をあとにしました。