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6月5日(日)
トランペットを吹き始めてから、かれこれ十数年。
自分で言うのもおかしいけれど、相変わらずの下手くそだ。
今日も夜一人で練習したけれど、時間が経つにつれイライラするばかり。
もっと早く指を動かせないのか!
何故、音がかすれるのか!
音程がずれている!
遂には、やけっぱちになって全力で力んで吹いたりする。
そんな演奏能力の無さに加えて、最近の悩みの種は老化。
特に視力の衰え。
当たり前だけれど、トランペットは楽譜を元に吹く。
この楽譜を読むのが大変なのだ。
楽譜では五線譜の中におたまじゃくしを置いて音を示すけれど、
おたまじゃくしの位置を見誤る時が急に増えてきた。
例えば、五線譜の二段目にあるのを、三段目にあると誤解したりする。
つまり、「ラ」の音を出すべき時に「ド」出したりする。
加えて、「♯」「♭」「♮」などの記号を見間違うことも増えてきた。
技術が未熟なうえに、指示書を読み間違うのだから演奏が乱れるのも当然だ。
記号を色分けしようか、とか。
楽譜を拡大コピーしようか、とか。
色々考えるけれど、今一つ決め手がない。
結局は、「練習を重ねるしかない」という結論。
今日も自分の下手さ加減に嫌気しながら頑張った。
せっかく十年以上付き合ったのだから、ここで別れるのはもったいない。