10月26日(日)
エントリー抽選の激戦を突破して初出場の大阪マラソン。
体調不良で苦しい道のりだったが、
3万人の道連れがいたからこそ走りきれたともいえる。
大阪の街をめぐる42.195kmは、
どの瞬間も、見渡せば、
歯を食いしばって前に進もうとする”仲間の姿”があった。

スタート会場は我がホームグラウンドの大阪城。
日頃慣れ親しんだ風景が、
この日はランナーであふれ返っていた。

大阪城大手門前のスタート地点。
遠くにスタートのポールが見える。
並んだのは、ほぼ中盤だったが、
スタートラインを踏むまで15分かかった。

大阪の大動脈、
御堂筋のど真ん中を走り抜ける。

ランドマーク、中之島の中央公会堂前で、
声援に送られる。

道頓堀のグリコの前で思わず足を止め、
写真を撮る。

遠目に見ても大きい京セラドーム。

時ならぬ残暑、水を浴びて気合を入れる。

30km過ぎの道路脇には、
市内商店街が共同出店した名物の「まいどエイド」。
私が通るころには、かなり”売り切れ”になっていたが、
元気な掛け声と差し入れが有難い援軍になった。

40km目前の最後の難所、南港大橋の上り坂。
橋を渡って南港に入れば、
ゴール間近だと気力を振り絞る。

ゴールまで残り3kmほどのコース上には、
「走る男」の森脇健児が登場。
ランナーに気合を入れた。
「最後の195㍍はランナーの花道やで。
もう少しや。頑張れ」

ゴール地点の撮影は忘れたので、
代わりに完走メダルの配布所。
残念ながら(失礼)、
私はお兄さんに首にかけてもらった。