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7月20日(土)
スタジオジブリの話題作。
公開初日の初回上映とあって、観客席は混雑していた。
 
第二次世界大戦で、日本の主力戦闘機だった「零戦」の設計者、堀越二郎をモデルにした物語。
子供のころから飛行機に関心を持っていた二郎が優秀な技術者となり、零戦を開発するまでの半生を描いた。
当時の日本は関東大震災を経て、中国進出、満州樹立、太平洋戦争へと進んだ。
こうした歴史の転換点で、二郎は優秀な飛行機の開発という一つの目標に突き進む。
こうした結果開発された零戦は戦争の武器となり、そして結果的にすべて藻くずに消えた。
二郎が真面目で優秀で粘り強い技術者であるがゆえに、零戦が誕生したと描かれている。
もし、二郎が少し不真面目で、抜けていて、根気不足だったら歴史はどう変わっていたのか。
そんな疑問を感じた。