チームが強くなって3連覇を成し遂げるチームになるということは、選手がレベルアップしどんどん新しいチカラが台頭してくるということ。

 

そして暗黒時代を支えた選手たちはベテランになっていき、イキのいい若手たちにポジションを奪われていく、当然同じくらいのレベルにある選手なら伸びしろのある若手を1軍で使うのがプロの世界、天谷も出場機会は減っていった。

 

それでもいつ呼ばれてもいけるように2軍でしっかり準備はしてきてた、25年ぶりの優勝の瞬間の輪の中に天谷はいた、出場機会は減っても代走でもいい、守備固めでもいい、チームに貢献してついに優勝を経験できたということは天谷にとって最大の思い出となるだろう。

 

それでも3連覇の瞬間の輪の中に入れなかったこと、今年1軍出場ゼロは天谷の中で悔しさと強くなったカープの中で居場所がなくなったと認めざるを得なかった瞬間だったのかもしれない、それを認めてしまった時カープのユニフォームを脱ぐことを決断したのか、それイコール引退天谷の中で潔く退くことを決めた。

 

思えば2001年ドラフトで北陸のイチローと呼ばれた男は甲子園3回出場、そのバッティングセンスと俊足を買われてカープがドラフト9位で指名した、同期に1位指名された大竹、大卒で石原など今も現役の選手もいる、大竹とはそんなに仲が良くなかったみたいだが一緒に飯を食いに行ったりするようになり徐々に仲は解消されて行ったのかな。

 

しかし1年目はプロの世界でまったく通用しない2軍の試合でさえまったく打てない、誰もが通る道とはいえドラ9が成り上がっていくにはこれじゃダメだと思ったに違いない、しかし2年目からが天谷の打撃センスが徐々に垣間見えてきた2軍のシーズンだったか、そして足の速さも天谷の売りだった、ウエスタンでガンガン盗塁をしアピールをした、2軍とはいえホームランも出るようになった。

 

3年目には1軍にも初めて昇格、プロ初ヒットも放った順調に天谷は成長していたと思う、しかし1軍定着のチャンスがあったと思うんだがここというとこで怪我に泣かされたような記憶がある、気付いた時にはもうプロ7年目、黒田、新井がいなくなってカープの暗黒期になっていっていた時だった。

 

天谷の転機は監督がブラウンになった時だっただろう、ブラウンが天谷のことを絶対使いたいと目をつけたところからだ、天谷の代名詞でもあるダイビングキャッチも阪神から新井の人的補償で来た赤松とともに外野の守備を支えた、バッティングも開花し一気にブレイクしたシーズンだったと言えるし、今はカープの選手はお調子者が多いが、元祖お調子者は天谷だったのではないだろうか。

 

そしてホームランキャッチは赤松のスパイダーマンキャッチの衝撃が凄かったが、そのすぐ後に天谷までフェンスに登ってホームランをもぎとるとはねぇ、ピッチャーが福井商の後輩齊藤悠癸だったってのもアレだな。タイミングも良かったし赤松と天谷のホームランキャッチ人形(オブジェ?)は今でも写真が残っているなぁ、その頃は広島帰るたびにマツダスタジアムにいっていたからね。

 

天谷は打率が低い時でも出塁率は3割を結構超えていたし、選球眼は良かったと思うが2012年の活躍を境に出場試合数は減っていった、結構怪我にも苦しめられた選手でもある、はっきり言えばまだやれる、走れるし、守れるそれでも引退しなければならないのはいろいろ理由もあるだろう、新井が引退するというのもあるかも、時代がまた一つ終わるシーズンとなったがチームに残るのか、違う道を進むのか、まあ明るいキャラクターだしコーチってタイプでもないような気もするがバッティング技術は本物、特にインコースのさばきは入団した時から持っていたような気がする。

 

2軍コーチならバッティングコーチかな、まだまだ若いし体は動くんだからコーチでもいいと思うけど本人はどうするのか、今日の試合1番センター天谷、初回の守りからでいきなり坂本がセンターを狙ったのかセンターフライを打ってくれて守備をこなした、打つ方は1打席だけ相手がセリーグナンバーワンピッチャーだから打つのは至難の技だったかな、キャッチャーゴロが最後の打席となった。

 

試合終了後ささやかながらセレモニーも行った、当初は2軍戦が引退試合だと思っていたがこれはオーナーの粋な計らいで実現したのかな、そこらへん良く分かりませんが人気選手だけにやって良かった、やっぱ天谷はみんなに愛されているよ、ポカも多かったけどスーパープレーも多かった、そしてすぐ泣いたよな今日はなんとか号泣まではいかなくてホッとしたよ、さすがにもうすぐ35歳の男が家族の前で号泣はしたらあかんぞ。

 

そういえば花束を渡したのは弟分小窪だった、そりゃ当然だよないつも一緒にいたもんこの二人。独身の時は兄弟のようにいつも一緒、まあどちらかといえば小窪のほうがしっかりもんだったから天谷は永遠の弟キャラなのかもしれんけどね。

 

さびしいがこの繰り返しがプロ野球、今年は他球団もまだまだ出来そうな選手が引退を表明したり、各チーム大量の選手を引退、戦力外としている、本格的に改革していかないといけない時期がきたのであろう、カープも4連覇の道は険しくなりそうである、その前に今年のクライマックスと日本シリーズだが。

 

今日の試合は完敗、菅野がついに大瀬良に並んで15勝トップタイ、しかもこれで菅野は沢村賞の規定項目を全てクリアするというとんでもない後半のピッチングである、3試合連続完封も斎藤以来か?10完投なんてするピッチャーもうでないと思っていたが今日で菅野は達成。

 

これで最終戦の横浜戦で大瀬良は勝たないと単独最多勝はなくなった、菅野も中4日になるが最終戦スタンバイはするでしょうから最多勝のタイトル自体菅野に持っていかれる可能性だってある。

 

まあタイトルはしょうがないんでね、カープは優勝を決めてる状態なんで大瀬良に無理もさせられないしダメならダメでしょうがないだろうと割り切るのも大事でしょう、大瀬良自身が15勝で足踏みしちゃったてのもありますし(私が観戦した試合で中崎がピシャリといっていれば問題なかったんだけど)

 

まあとにかく天谷にはお疲れ様といいたいですね、なんだかんだで49番は天谷が一番似合っている番号、次に誰に行くのか分かりませんが私の心の中では天谷の永久欠番として置いておきます。

 

それでは。


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