中医学的に見た子供の身体の特徴(簡単に) | 自然のくすり生活(薬膳とヨガ、心の解放で自然体の暮らしの提案)

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食物が体質に合っていて、心が自由であれば病気にはなりません。美カラダは薬膳のプロが体質の見分け方、食材の選び方をお伝えし、心を開放するメソッドでストレスをクリアにしていきます。健康で本当の意味で自由になっていただける自然のくすり生活をご提案します。

こんにちは!あなたの晩ご飯をきれいを作る簡単薬膳に変える「美カラダ」茂呂麻子です。

薬膳とはその人のためのオーダー料理というのが実は基本ですが

それならば!体質が特異的な子供って子供用の薬膳があるの?

と聞かれると年齢によって食べない方が良い物があります。
聞けばな~んだと思うかもしれませんが・・・

子供は「純陽之体」。

陽の塊です。

そんな陽が盛んな子供に陽を与えすぎるのは良くないと以前にもブログで書きましたがその他にも気を付けたい部分をいくつか書いてみます。

まず食材選びは陰陽バランスが平性となるように食材を選びます。
(温めるものと身体の熱をとるものを同じくらい使うということです)


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そして陽の塊なのでやや陰に傾くようにするとベストです。

ポイントは次の通り

◎野菜や果物が陰~平性の食べ物が多いのでそういったものを中心に摂ります。

◎熱性の食材をあまり摂らない(羊肉、エビ、ソーセージ類、ハンバーグ、揚げ物、脂っこいもの)

◎甘味のものを控える


なんとなく当たり前のことばかりなのですが、子供が好きなものは甘かったり揚げ物だったりします。


子供の特徴は「純陽之体」以外にも

「腎気未充」といって全身の気の源である腎の気(生命力や体質と関わってきます)が不足気味なので邪気が侵入しやすいということ

だから腎を補う黒い食べ物は必要です。
(ひじきや昆布などの海藻類や海産物、黒ゴマ、黒キクラゲなど腎を元気にしてくれるものは必要です。)

それから「肝常有余」といって感情の起伏が大きく、ワガママであることが多い
(肝の熱をとってくれるセロリやあさり、しじみのような食材が必要です。)

更に「脾常不足」といって消化吸収を管理する五臓の働きが弱いことが挙げられます。
(お米やもち米、鶏肉などは脾を元気にしてくれます。)

これらのことを考えると本当に甘い物も少なくした方が良いし(脾に良くないのです)、熱を生むものや揚げ物などは控えた方がいいことが分かります。

特に癇癪持ちのお子さんなどは精神面からのサポートだけでなく、食にも目を向けていただきたいです。

例えば熱を生むお肉やエビなどを食べ過ぎたり生姜などの温める力が強いものを子供が摂りすぎたりすると、イライラや感情の起伏がより大きくなる原因となり得ます。

今はスーパーでも何でも当たり前のように甘い物や揚げ物や熱を生むものが売られていて、

それらが子供には向かない

ということを認識せず、飴でもお菓子でも与えられていますが

身体が未成熟な子供にはやっぱり良くないんです(大人でも摂りすぎはよくないので)

ということで、今一度本当に子供の身体に必要なものは何かを考えた方がいいのかなと思います。

我が子も同じです。

オヤツには試行錯誤しますが・・・
( ̄ー ̄;

手作りやお餅を与えたいところです(*^_^*)


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最後までお読みいただきありがとうございました。