只見駅を9時30分に発車。
ここからはすぐにトンネルに入り、
ほんのちょっと田子倉湖が見えるのだが、
またしてもトンネルに入り、
長いトンネルを抜けると只見川とはお別れで、一面の銀世界。
横を流れる川は末沢川と言うらしいのだが、
トンネルを抜けたあたりでは小川であり、
川を見る楽しみも減り、只見川のように素晴らしい景色というレベルではない。
雪だけはすごい。
で、小出駅に到着。
なんか、7年前に来たときは小さな駅だったけど、少し立派になった。
ちなみに只見線の時刻表は以下の通りで、
始発駅で一日に3本という本数は知る中で最低の本数。
実は小出は思い出の町。
1981年。アルプス電気株式会社に入社した私は、
小出に有った新潟工場で3か月もの製造実習をしている。
4月1日ぐらいから7月10日ぐらいまで。
大卒、院卒の120名ぐらいで3か月も暮らし、製造をした。
上越線の発車まであまり時間がなかったが、魚野川の橋を渡り、
懐かしい小出の町を少し散歩した。
魚野川大橋から街を望む。
右上に「ALPS」という看板が見える。
今は閉鎖されているらしいけど、看板は残っているんだな。
あそこで3か月も製造実習をしたんだよなあ~。
そして、水量豊かな魚野川。
36年前のあの日、この橋を渡って毎日、出勤した。
小出はいずれ、ゆっくりと遊びに来よう。
当時の新潟工場には美人さんが多かったけど、今はどうかな?
いずれ、只見線が復活した後、
今度はこの景色の宝庫となる只見線をどういう路線とするのだろう?
地場の食材による料理を楽しみながら、景色を眺める路線にならないかな。
また、必ず来る。
本当に素晴らしい路線だ、只見線。
先人に感謝。
復活を決断したJR東日本にも感謝。