オーガニックの流通はどうあるべきか | オーガニックの野菜と無添加食材の販売店・CA代表福原のブログ

オーガニックの野菜と無添加食材の販売店・CA代表福原のブログ

「こだわりの食材でマチやヒトを豊かに」を目標にオーガニックの野菜や伝統製法・手作り・無添加といったこだわりの食の小売・卸販売や、商品開発、店舗プロデュース、店舗運営、イベント企画など食にまつわる活動をおこなっています。


テーマ:

先日、伊藤忠食品の方にお誘いいただき、

あるトークセッションに登壇させていただきました。

メンバーは伊藤忠食品という百貨店や量販店向けに卸業務をされている商社の方と兵庫県の但馬で昔ながらの伝統製法で有機醤油作りをされている大徳醤油の代表の方、そして僕の3名。

聴き手は行政や業者関係の方々。

 

 

今後のオーガニック食品はどうあるべきか。がみえてくればいいなという内容。

今、取り扱っていてどんなメリットがあってどんな課題があるのかなどテーマに沿ってそれぞれの立場でお話させていただきました。

 

日本のオーガニックの今後に関しての課題は大きいなと感じてます。欧米先進諸国のオーガニック食品の普及率は数%~20%弱あるのに対し、日本は0.2%と1%にも満たない数字。

ざまざまな原因はありますが大きくは医療保険制度の違いだと言われています。日本は医療費負担が少ない為病気になってから対処するという方法がまだまだ一般的であり、欧米・特にアメリカに比べその危機意識というのはかなり少ないと言われています。

 

日本でも健康や食の安全性を意識される方が増えつつありますが「国産の安全神話」が強く、というかJAの利権が強くなかなかオーガニックを普及していくというのを後押ししてもらえていない状況です。

それでも2020年のオリンピックの選手達へ支給される食品の基準としてオーガニックが掲げられており、イオンなども積極的にオーガニック食品を取り入れることで普及への兆しがみえつつあるようにも見えます。

 

僕が「オーガニックを扱うメリットは?」という質問を受け、答えに困りました。「自分がいいものを広めたい」「いい野菜を提供して喜んでもらいたい」という想いでやってはいますがメリットという意味でいうと商売として見たときにどれほどメリットがあるのかはかなり疑問だからです。

 

生鮮食品という毎日の食習慣で消費してもらう商品を扱う中で消費者の「価格」に対する意識は非常に高く、「高付加価値・高単価」の良品を扱うことは大変難易度が高いからです。

また、オーガニックだからといって必ずしもいいものとは限らず鮮度も質も悪いものも少なくありません。

その上機能面でオーガニックの方が栄養価が高い、美容・身体にいいという明確な機能性での提言やデータもない。

 

作り手の想いやこだわりを伝え、その価値を伝えることは本質として必要だと思うし、大事な部分なのですが、昨今はストーリー性の共感がマーケティングの主流となりつつあり、大手のメーカー(化学調味料・保存料バリバリ)でもきれいなストーリーは作れてしまいます。一般の農家さんもしかりです

となるとストーリー性では差別化も付加価値の追加も難しくなっていくのではないかと思っています

 

実は関西に「オーガニック野菜のみ」で展開していて数を販売できている小売店は数えるほどしかありません。有機野菜を扱う多くの店舗は「一部のみオーガニック」であり、一般栽培の野菜をメイン商材にされています。この現象は高付加価値食品のみで展開することの難しさとそのニーズの少なさを表す事だとも感じます。

 

でも、でも!です。本当にいい土で丁寧に作られたオーガニックの野菜はいいんです。食べると身体が喜び、また口に入れたくなるのが分かります。疲れた時は身体を癒してくれ、生命エネルギーをくれるものだと思っています。

 

では自分のできることは何か。

本当にいいオーガニックの野菜や食材が売れる仕組み・場を作る事。それを広げることです。

できることを再認識しもっとクリエイティブな発想でもって徐々に進めていきたいです

——————————————————————

こだわりの食材でマチやヒトを豊かに

株式会社GA 代表取締役 福原悟史

 

MAIL        ca_fukuhara@me.com

OFFICE  〒659-0096 兵庫県芦屋市山手町28-7

CA WEB SHOP

CA SHOP   

FARM CIRCUS

 

 

福原悟史さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス