多くのマンションに存在するのが、エレベーターに隣接している居室です。

少し怖い話なのですが、建築医学ではそのような物件に住んでいる方ほど難病奇病が多いというデータ があります。

 最も影響を与えているのは、先にもお話した電磁波であると考えられます。

 

エレベーター は昇降することで、その都度、電磁波が発生しているからです。 

例えば、エレベーターと直接隣り合っている部屋が寝室の場合、

眠っている間ずっと電磁波を浴び続けることになります。

それが毎日ですから、何らかの体の不調が出てきても不思議ではないでしょう。 

また、エレベーターの隣室は、寒さも気にかかります。

マンションは両隣、上下に居室が ある場合、それぞれの居室が断熱材のような役割をします。

そのため片側の居室がない角部屋は、寒くなりがちだとお伝えしました。

エレベーターに隣接する居室は、まさに角部屋の ような状態なのです。

エレベーターが昇降するスペースは空洞部分が多いですし、

さらに昇降のたびに風が起こります。

そのため、居室内の温度は下がりやすい環境といえるでしょ う。

言うまでもなく、寒さは心や身体に悪影響を及ぼします。 

さらには、エレベーターの機械音や出入りする人の声といった音のストレスもあるのではないかと考えます。

エレベーターは、モーターやファンなどから、低周波音が出ている場 合があります。

低周波音とは、比較的低めの音で、

窓や戸ががたつくくらいの大きな音や聞こえるか聞こえないかくらいの小さな音も含まれます。 

エレベーターで発生することが考えられるのは、後者でしょう。

低周波音は、草木のゆれ る音など自然界にも存在する音ですが、人によって不快感を覚えることがあり、不眠や頭 痛、耳鳴りといった症状が出る方もいます。 

冒頭にご紹介した難病奇病が多いというデータは、不調の要因を鑑定で特定したからこそ、それが家に隣接しているエレベーターだとわかったのです。

しかし、多くの人は不調が あらわれても、まさかその要因がエレベーターにあるなんて思いもしないでしょう。

 「家を出たらすぐエレベーターに乗れて便利」、

 「降りたらすぐ家に帰れる」

と、エレベータ ーに隣接した物件を安易に選択してしまうのは、

ぜひ避けていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

<ご案内>10月15日 建築医学講演会&シンポジウム(東京大学 山上会館) – 一般社団法人日本建築医学協会 (architectural-medicine.jp)