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前回までの記事
苦手さが悪循環につながらなければどんな嬉しいことがあるのでしょう
の続きです
自閉症スペクトラム、ADHDの特性を持つ子どもさんにとっての
苦手さが、悪循環につながらなければ
子どもたちは必ず
自分自身を肯定していける!
自信も持てる!
ってわたしは本気で思っています
プラスα
子どもたちが自分を肯定していて
自信が持てるような状態にあるならば
お母さんご自身の
子育ては
しんどい、ツライもの
ではなくて
やりがいや醍醐味、手ごたえを感じるよろこび
となるとも思っています
子どもたちが
自分自身を肯定して
自信を伸ばしていくために
大切にしている3つの視点を考えてると
前回の記事でお届けしました
① 苦手意識を減らすことを目的として
できることを考える
② 日常の中にある動作から
『できる』ということを学ぶ機会をつくる
③ 『楽しい!』『嬉しい!』を経験することを目的として関わる
この3つの視点を
『苦手なことができるようになること』
をゴールにするのではなく、
『自分自身を肯定して
自信を伸ばしていくこと』
をゴール地点にして大切にしています
苦手さによる悪循環につながらず、
経験や体験を積み上げること
経験や体験を『失敗体験』だと捉えなくてもすむために
3つの視点で考える
肯定的な視点ときめ細かな《仕掛け》のバリエーション
を具体的に一つづつ記事にしてみたいと思います
① 苦手意識を減らすことを目的として
できることを考える
苦手なことを目の前にするときというのは
どうしても
苦手なことを避ける行動をしますよね
現れてくる子どもたちの姿として
例えば
宿題に取り組もうとしない
絵を描こうとしない、自由になら描くけど模写などはしたがらない
球技に参加しようとしない
などなど…
幼児期、児童期、思春期と
年代が上がるにつれて
人との違いやできない自分に対する苦手意識は
増えてきます
そして
もしも幼児期にこの苦手意識を持つような
経験や体験をしているとしたら
より一層、
さまざまな活動への参加を
無意識のうちに
避けたいと感じてしまうかもしれません
そうだとしたら
子どもたちに単純に
『宿題しなさいよ』
『絵を描かなきゃいけないんでしょ』
『ボールを使って活動する時間でしょ』
と声をかけることは
やろうとしても
できなくて、悔しくて、苦しくて
そんな子どもたちの気持ちには
まっすぐ届かないかもしれません
もしも子どもたちの
〇〇しようとしない
やりたがらない
参加しようとしない
そんな姿があるとしたら
まずは前提として、
《苦手意識が加速してしまっているのかな》
という視点を持つことは一つです
いきなり全部を解決させること
つまり
完成させること
やるようにすること
参加させること
は、ハードルがすこーし高すぎるかもしれませんね
こんな時にはまず子どもの姿を観察
子どもの見せる行動や、発する言葉、表情などから
やりたがらない理由を見つけようとしてみます
その上で
子どもの気持ちを『聴く』
子どもに質問してみるんですね
何か困ってる?
何に困ってる?
どこか難しい?
難しいって思っちゃう?
やりたくないな〜って思ってしまう理由がある?
質問したからといって
明確な答えが返ってくるとは限りません
言葉ではうまく表現することができないかもしれません
それでもいいんです
答えが返ってくることが目的ではないのです
苦手だと感じてしまう
子どもの気持ちに寄り添うこと
子どもの気持ちを理解しようとすることが
目的です
自分のことを理解しようとしてくれる
自分のことを分かりたいと思ってくれる
自分のことを知ろうとしてくれる
そんなふうに受け取った子どもたちは
『信頼できる人がいる』
『一緒に力になってくれる人がいる』
↓
『自分を信頼してみる』
↓
『苦手だけどやってみようかな』
『やってみてもいいかな』
『やってみてダメでもまたチャレンジしてみようかな』
こんなふうに
好循環が生まれるんですね
この繰り返し、積み重ねがあって
ゴール地点に向かうんですね
続きますね🎄