12:試験の採点

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※2019年これまでにない経験を100個することに挑戦中。

 

大学の修了試験を採点した。

企業内教育は山のようにしてきたけど

大学生は初めて。

最初の授業で単位認定の基準は伝えてあった。

試験内容は考えを問うものであり

聞いた内容を問うものではない。

 

60分の短い時間で最大限に考えをまとめてくれた。

ざっと次の3パターンがあった。

1.聞いたことを自分の考えに昇華する

2.自分の経験を例に考察する

3.各授業での気づきを繋ぐ

 

集中して書いたことがよくわかる答案だった。

授業にも真剣に取り組んでいたし

答えのない世界で悩んだ形跡も読み取れた。

 

問いは、3問あったが、うち1問はこれ。

「組織において違いから価値をつくるにはどうすればよいと考えるか」

 

・多様なひとがいることで、組織共通の価値観も変化していくことを理解しておく

・今の状態であり続けることが本当に望ましいことなのか、常に考える

・問題と解決策を挙げたうえで、できることから1つずつやっていく

・時間・場所・予算とそれらの制度を見直す

・互いの理解を深め、納得できる結論を出すため、手間を惜しまない

・理念を共有し、同時に寛容であるため、毎日生活の多くに興味を持つ

・同質性では、現状維持はできても向上しないということを念頭に置く

・異質性が視野を広げ、刺激となり、やる気を高めるという経験を繰り返す

・新しい異質な出会いに慣れ、それが組織にも不可欠であると言い続ける

・よく考慮した選別方法をあらかじめ決めておき、定期的に変えていく

・飛び込む勇気を必要としない環境をつくる

 

 

あっぱれ!

わたし、そんな解説を一切してなかったよね。。。

ゲストが話にあったかなぁ。。。

まとめかたが秀逸。

 

 

彼らを見ていると、未来は明るいと思えるし、単純に幸せな気持ちになる。

同じ問いを大人に投げかけても、このような回答はすぐには出ない。

なぜなら、過去の経験が思考を邪魔してしまうから。

 

では、こんなにダイバーシティを理解している彼らが

就職したらその羽を伸ばせないのか。

 

大人の問題である。

 

それにしても60分の記述問題を採点するのは大変だ。

彼らが真剣に書いているから、こちらも真剣に読む。

2週間前に採点し、寝かせて、昨日最終結果を出した。

 

次年度も楽しみになってきた。

次も元気に頑張ろう。