はじめて強い興味を示したのが、毎週やって来るゴミ収集車。
リュウがまだ一歳になるかならないか、という頃でした。
そこからお決まりコース?の、トミカとプラレール。
プラレールに関しては、線路を繋げられなくても、車輌でだけでもよく遊んでいました。
この頃住んでいたバースでは、私はまだ車に乗っていなかったので、毎日のように、歩いて電車が見える公園まで散歩に行っていました。
交通量の多い通りに面したブランコがある公園にも、よく行きました。
♫The wheels on the bus go round and round...♫という童謡を一緒に歌いながら、何時間もブランコを押していたあの頃。
懐かしい。
敢えて、乗り物好きになるようにプッシュしたつもりは全くないのに、これが所謂‘誰もが通る道’か〜と興味深く我が子を観察していました。
ところが。
月日は流れて、そんな彼も満10歳。
Y6、こちらの小学校の最終学年になりました。
「そのうち、飽きてしまうだろう」と見守っていた乗り物への興味と知識は、むしろ年齢と共に膨れ上がり、今や立派なオタクへと成長。
その成長、まだまだ現在進行形です。
昨夜の夕飯後、ダイニングエリアにあるホワイトボードに向かって徐ろに何か書き始めたリュウ。
頭に浮かぶ車のメーカーを書き出してみたらしいのですが、数分で82社が出てきました。
(78と書いてありますが、そこから増えたそう)
もちろん、カンニングなしです。
ここから派生して、それぞれのメーカーの車種や年式、型も知っているので、結構な知識量だと思います。
更に、英国を走る鉄道も、同じレベルで網羅しています。
例えば、ペンデリーノという新幹線のような高速の電車は、390クラスとも言うようで、クラス150が2車輌でどうのこうの、195はディーゼルで331がそのエレクトリックバージョンでパワーがどうのこうの、319が3〜4車輌で大体ローカル線で、、と止まりません。
ヘッドライトのLEDの型?からも、年式が分かったりするようです。
ゼノンの仕組みの違いを図に描いて説明してくれたけれど、母にはサッパリ。
凄いな、、とつくづく思うのは、パッと車や電車の車輌を見ただけで、あれは○○クラスだとか、型や年式が分かること。
何も書いてないのに、なんで?
何で見分けているの?
その記憶力はどこから来るの?
オタクの謎は深まるばかり。
でも、大人になって久しい母は思うのです。
好きなモノが沢山あればあるほど、その人は強い。
人生はより豊かなものになる。
だから息子よ、これからもどんどん好きを追及していって。
オタクであれー!
ヘッドライトもブレーキライトも点く、スピンも出来るとお気に入りです。
充電式の電池が2セット付いているのも、ポイント高いそう。
見ていたら簡単そうに運転しているので、ちょっと借りてやってみたら、、まっすぐ走るのさえ結構難しくて、完敗でした。