北陸新幹線の延伸開業や
大河ドラマ「光る君へ」で盛り上がる福井県に
先日行ってきました![]()
往路は昨年11月に開通した
国道417号冠山峠道路を通ってみよう!
ということで、
大垣から揖斐川に沿って北上![]()
最初の休憩は道の駅「星のふる里 ふじはし」
この日は快晴![]()
しばらく眺めていたくなるような美しい景色でしたが
トイレに行って戻ってくるだけで暑くて大変![]()
さらに上流へと車を進めると
徳山ダムが見えてきました![]()
ここまでは以前にも来たことがあります。
(その時はダムを見てダムカレー
を食べて帰りました。)
徳山ダムを越えて
新しくできた道路を通って
岐阜・福井県境の冠山トンネルを抜けると
雪国…であるはずもなく
真夏の日差しが降り注ぐ越前の国![]()
隣を流れる足羽川は車の進行方向と同じ向きに流れています。
そのまま国道417号を進み、もう一山越えたところが
伝統と歴史が息づく「越前和紙の里」です![]()
駐車場に車を停めて、散策を開始!
まずはこちら
右の建物が「越前和紙の里美術館」
左の建物が「紙の文化博物館」
この2館に「卯立の工芸館」を加えた3館に入場できる
共通入館券(900円)を購入しました。
越前和紙の里美術館の企画展は
「紫式部と源氏物語 和紙に輝く五十四帖展 Ⅱ」
海老名正夫が描いた原画をもとに作られた『木版画 源氏五十四帖』と
『紫式部日記絵巻』の複製が展示されていました。
各巻の名場面の美しくわかりやすい絵を見ると
源氏物語を読んでいる時のような感じになって
楽しく夢中で見て回りました![]()
越前和紙に摺られた東山魁夷の版画作品の展示もあり
「道」「残照」「緑響く」の版画作品や
「唐招提寺御影堂障壁画・濤声」を3分の1大にした版画作品を見ることができました。
魁夷の青は版画でも素晴らしいですね![]()
紙の文化博物館では
1階のガイダンスゾーンで
和紙の製造工程の解説VTRを見ました。
大河ドラマ「光る君へ」でも紙漉きのシーンはありましたが
紙漉きの前の工程がどのようなものか知らなかったので
手間暇かけた様々な作業のイメージが湧くようになって良かったです![]()
2階で開催されていた
「新版画と越前和紙 川瀬巴水展」も興味深かったです。
2館の観覧を終え、外に出て横断歩道を渡ると
「和紙の里通り」に出ます。
石畳の遊歩道が敷かれた約200mの通り沿いに
伝統家屋や街路樹が立ち並びます。
この遊歩道を通り過ぎた所にあるのが「パピルス館」
ここでは紙漉き体験ができるそうです。
小学生や中学生の子たちが楽しそうに
オリジナル和紙を作っていました。
夏休みの自由研究にも良さそうですね!
館内の「和紙ショップえちぜん」では
越前和紙のグッズがたくさん販売されていました。
どの商品も美しくて、見ていて楽しくなります![]()
じっくり選んで
おりがみとブックカバーとポチ袋を購入。
「和紙の里通り」に戻り、
通りの中ほどにある「卯立の工芸館」に立ち寄ります。
江戸中期の1748年に越前市定友町に建てられた
紙漉きを生業とする家屋で、
平成8年~9年に移築・改修されたそうです。
玄関の正面には「卯立(うだつ)」が上がっています。
一昨年から昨年にかけて
中山道の宿場町巡りをしたときによく目にした「うだつ」ですが
中山道の宿場町では「卯建」という漢字が使われていました。
地域によって違うようですね![]()
軒先には
和紙を漉くときに繊維原料と一緒に水に混ぜる「ネリ」
の材料となるトロロアオイが栽培されていました。
玄関を入って受付を済ませ、正面を見ると
三和土仕上げの土間と囲炉裏を切った板の間があり
奥には座敷が広がっています。
立派な梁や柱が印象的です![]()
座敷に敷いてある茶色の敷物は「油団」と呼ばれ
油を何度も塗り重ねながら
和紙を何枚も張り合わせたものだそうです。
隣の間には和紙作品の展示もありました。
様々な色と模様で美しいですね![]()
そして、囲炉裏の奥にはには
紙漉き道具と紙漉き場が復元展示されています。
見学させてもらっていると、
「説明しましょうか?」
とご親切にお声がけくださったので
せっかくなのでお願いしました![]()
↑の写真は和紙の材料となる植物で、
写真の左から
楮(コウゾ)、三椏(ミツマタ)、雁皮(ガンピ)
です。
楮は1年くらい、三椏は3年くらいで育つそうです。
雁皮を調達するには
山に入って木の皮だけを取ってくるというなかなかの重労働で、
今は70代の方お一人だけが、その作業を担われているとのこと。
これらの材料がどのように和紙になるのか
製造工程を実演してくださいました![]()
先ほど紙の文化博物館で
和紙の製造工程の解説VTRを見ておいて良かったです!
予習してから実際に目の前でやって頂けると
関心も理解も倍増する気がします![]()
やはりどの作業もすごく丁寧で難しそうに見えました。
丁寧に実演と説明をしてくださった
卯立の工芸館のスタッフさん、
本当にありがとうございました![]()
さて、この後は
大河ドラマ「光る君へ」で盛り上がる
紫式部に関連する展示を見に行きますが…
長くなったので次回の記事に続きます。













