第一期ドラマCD第三幕に収録されている、帝国歌劇団の公演演目「つばさ」の主題歌。
作曲者である田中公平さんのお気に入りの曲でもあり、おそらくサクラソングの中でもっとも多くのバリエーションが作られ演奏された歌である。
帝国歌劇団の「つばさ」は「サクラ大戦」のゲームでも太正十二年冬の公演で、特定の原作などはないオリジナルストーリーの演目になっている。
ゲームや設定資料でわかるのはあらすじと公演ポスター程度だが、ドラマCDで内容が具体的に示された。
1998年の歌謡ショウでは、クライマックスに相当するシーンが歌とともに上演されている。
(なおドラマCDでは初回上演時に過激な演出がなされたことが描かれているが、歌謡ショウではそこは再現されず、別のアクシデントが描かれている)
この歌にはスタジオ録音されたアレンジ違いが二種類あるが、それ以上にライブでのバリエーションが多い。
第二回歌謡ショウ「つばさ」の生オケ用にアレンジされたバージョンや、「田中公平コンサート」で管弦楽が加わったものなどがある。
また公平先生の「本人歌唱」の編成違いバージョンが多くある。全曲集に収録されたものの他、コミケで頒布された自主制作CDのアレンジ、周年コンサートで演奏されたもの、ライブ活動での弾き語り(音源は販売されていない)など、アレンジ違いが多数存在している。
原典版のアレンジ
ドラマCDに収録。ソプラノサックスの自在なアドリブを全面的に起用した、大空を自由に翔けるようなアレンジ。
調性は変ニ長調、ハ長調から半音上がることで緊張感や元気さのあるハイテンションなイメージになっている。6/8拍子でテンポは202BPM。
ストリングスアレンジ
TVアニメ放映の際に、帝国歌劇団の上演演目の表題曲がシングルCD化された時に作られたアレンジ版。
弦楽器による厚みのある編成で、広がりがあって落ち着いた透明感のある印象になっている。
調性・テンポには変更なし。
……なお、TVアニメには「つばさ」はまったく出てこなかったため、単に別バージョンの曲が作られただけになっている。他の歌は番組中でかなり無理矢理な使われ方もしたのだが、『つばさ』だけは使い所が作られなかったようだ。
ライブバージョン
第二回歌謡ショウ「つばさ」では生オケ、同年のライブ「奇跡の鐘」では生バンド演奏で歌われた。
田中公平コンサートでのオーケストラバージョン
20周年コンサートで東京フィルハーモニー交響楽団とギターの千代正行氏による演奏で歌われた。花組歌唱で『つばさ』を演奏するなら千代氏のアコースティックギターが必要、という旨がMCで語られていた。
調が半音低いハ長調に変更されたことで大きな印象変化があり、大人な落ち着きが空間を満たすようなアレンジになっている。
また30周年(29周年)では歌謡ショウメドレーの中で一番だけが歌われた。こちらも調はハ長調。
田中公平歌唱バージョン
■全曲集に収録されたもの:伴奏が原曲(ストリングスアレンジ)のもので、調は同じでオクターブ下・歌詞も原曲通り。
■自主出版されたものはキーが男声の音域に合わせて長三度高いヘ長調になっていて、歌詞は変更が一箇所ある。
・コミケで頒布されたCDに『つばさ』が収録されたものが3種類あり、それぞれアレンジが違う。
2011年夏コミはフィンランドのミュージシャンとの共演
ドラム:トニ・ボルテン
ベース:島秀行
ギター:トゥオマス・ヴァイナラ
ピアノ:松田真人
サックス:タネ・カニスト
このCDは1000枚の限定版だが、ラベルの違う通常版も作られ、コンサート等で販売されたとのこと。
同年冬コミは篠崎正嗣氏参加のヴァイオリンアレンジ、2012年冬コミは松永貴志氏によるジャズピアノをバックにした歌唱。
・ピアノ弾き語りが各地のライブで行われ、『つばさ』は恒例のアンコールピースとして演奏されたとのこと。
(ピアノ弾き語りの公式な音源はないが、各国のイベントで参加者が撮影したらしき映像がネットに見受けられる。詳細はわからないがフィンランドのDESUCONで2011年に撮影したとされる映像がYOUTUBEにある)
・田中公平30周年(29周年)コンサート
花組だけでなく本人歌唱の『つばさ』があったのだが、照明が落ちた中でピアノに着いた演奏者が実は菅野よう子さん、というサプライズ演出になっていた。(諸事情によりこのパートは記録映像には残されていないが、ネットに残された観客の手記が当時の驚きを伝えている)
作曲者である田中公平さんのお気に入りの曲でもあり、おそらくサクラソングの中でもっとも多くのバリエーションが作られ演奏された歌である。
帝国歌劇団の「つばさ」は「サクラ大戦」のゲームでも太正十二年冬の公演で、特定の原作などはないオリジナルストーリーの演目になっている。
ゲームや設定資料でわかるのはあらすじと公演ポスター程度だが、ドラマCDで内容が具体的に示された。
1998年の歌謡ショウでは、クライマックスに相当するシーンが歌とともに上演されている。
(なおドラマCDでは初回上演時に過激な演出がなされたことが描かれているが、歌謡ショウではそこは再現されず、別のアクシデントが描かれている)
この歌にはスタジオ録音されたアレンジ違いが二種類あるが、それ以上にライブでのバリエーションが多い。
第二回歌謡ショウ「つばさ」の生オケ用にアレンジされたバージョンや、「田中公平コンサート」で管弦楽が加わったものなどがある。
また公平先生の「本人歌唱」の編成違いバージョンが多くある。全曲集に収録されたものの他、コミケで頒布された自主制作CDのアレンジ、周年コンサートで演奏されたもの、ライブ活動での弾き語り(音源は販売されていない)など、アレンジ違いが多数存在している。
原典版のアレンジ
ドラマCDに収録。ソプラノサックスの自在なアドリブを全面的に起用した、大空を自由に翔けるようなアレンジ。
調性は変ニ長調、ハ長調から半音上がることで緊張感や元気さのあるハイテンションなイメージになっている。6/8拍子でテンポは202BPM。
ストリングスアレンジ
TVアニメ放映の際に、帝国歌劇団の上演演目の表題曲がシングルCD化された時に作られたアレンジ版。
弦楽器による厚みのある編成で、広がりがあって落ち着いた透明感のある印象になっている。
調性・テンポには変更なし。
……なお、TVアニメには「つばさ」はまったく出てこなかったため、単に別バージョンの曲が作られただけになっている。他の歌は番組中でかなり無理矢理な使われ方もしたのだが、『つばさ』だけは使い所が作られなかったようだ。
ライブバージョン
第二回歌謡ショウ「つばさ」では生オケ、同年のライブ「奇跡の鐘」では生バンド演奏で歌われた。
田中公平コンサートでのオーケストラバージョン
20周年コンサートで東京フィルハーモニー交響楽団とギターの千代正行氏による演奏で歌われた。花組歌唱で『つばさ』を演奏するなら千代氏のアコースティックギターが必要、という旨がMCで語られていた。
調が半音低いハ長調に変更されたことで大きな印象変化があり、大人な落ち着きが空間を満たすようなアレンジになっている。
また30周年(29周年)では歌謡ショウメドレーの中で一番だけが歌われた。こちらも調はハ長調。
田中公平歌唱バージョン
■全曲集に収録されたもの:伴奏が原曲(ストリングスアレンジ)のもので、調は同じでオクターブ下・歌詞も原曲通り。
■自主出版されたものはキーが男声の音域に合わせて長三度高いヘ長調になっていて、歌詞は変更が一箇所ある。
・コミケで頒布されたCDに『つばさ』が収録されたものが3種類あり、それぞれアレンジが違う。
2011年夏コミはフィンランドのミュージシャンとの共演
ドラム:トニ・ボルテン
ベース:島秀行
ギター:トゥオマス・ヴァイナラ
ピアノ:松田真人
サックス:タネ・カニスト
このCDは1000枚の限定版だが、ラベルの違う通常版も作られ、コンサート等で販売されたとのこと。
同年冬コミは篠崎正嗣氏参加のヴァイオリンアレンジ、2012年冬コミは松永貴志氏によるジャズピアノをバックにした歌唱。
・ピアノ弾き語りが各地のライブで行われ、『つばさ』は恒例のアンコールピースとして演奏されたとのこと。
(ピアノ弾き語りの公式な音源はないが、各国のイベントで参加者が撮影したらしき映像がネットに見受けられる。詳細はわからないがフィンランドのDESUCONで2011年に撮影したとされる映像がYOUTUBEにある)
・田中公平30周年(29周年)コンサート
花組だけでなく本人歌唱の『つばさ』があったのだが、照明が落ちた中でピアノに着いた演奏者が実は菅野よう子さん、というサプライズ演出になっていた。(諸事情によりこのパートは記録映像には残されていないが、ネットに残された観客の手記が当時の驚きを伝えている)