「もうよそう。勝手にするがいい。羨望はこれぎり御免蒙るよ」と、前足も、後足も、頭も尾も無常の思いに任せて抵抗しない事にした。
背後霊
ズキン
まるで何かに握られているように……
痛いのです
ズキン ズキン
まるで何かが邪魔するかのように……
痛くなるのです
ズキン ズキン ズキン
まるで操られたように……
無気力なのです
ズキン ズキン ズキン ズキン
僕の背後に立つのは
誰なのですか?
ストレス
一月ぐらい前にバイト中に急に背中が痛くなってその後も何かにもたれていない状態が続くと痛くなってくるという症状が発生したため病院に行ったところ……
背中の筋肉が炎症を起こして背骨の周りの靱帯がそれに圧迫されて炎症を起こしてますね
と診断された。
飲み薬と湿布をもらって服用しているのだけれど……
よくなる気配が感じられない。背中が痛いせいでどこかに行こうとか何かをしようという気がどんどんと失われていく毎日。正直背中が痛いのにわざわざ出かけたくない。家から出るのも嫌になってくる。
今まで日常的に行ってきた事さえもしたくなくなってきた。そんな毎日を過ごしているのだからフラストレーションが自然と溜まっていくらしい。
最近は何もしてないのに急に凄くイライラしてきてどうしようもなくなったりとか、激しい無気力とか半ば自暴自棄のような気持ちになる事が多くなってきたような気がする。
この背中嫌だ。ホントに嫌だ。なんとかしてほしい。
不安
バイト先で二人しかいない厨房の人(社員含む)が先月いっぱいで二人とも辞めてしまったようだ。出勤したら、初めて見る人が厨房に立っていて、店長に「どういう状況かわかるよね?」と聞かれ、なんとなくそんな雰囲気だったのでそのまま頷いてしまった(笑)
募集はかけてたらしいのだが、結局人は来ずこんな状況になってしまったらしい。
この店大丈夫なんだろうか…
まあ、常連もそこそこいるし、決して客の入りが悪すぎる訳ではないから大丈夫だとは思うのだけれど…。やっぱり不安だ(笑)
すっぽかし
バイトが終わった後友人と飲みに行く予定だったのだが、すっぽかされた。
携帯に繋がる事は繋がるのだけど、電話をかけても出ないしメールを送っても返事が来ない。何かあったのかと思って30分程待ってみたりしてもやっぱり何の連絡もなかった。何の連絡もよこさない友人を自分だけ待っているのが凄く馬鹿馬鹿しく思えて、そのまま帰ってしまった(笑)
……と日記を書いているところにメールが来た。
土曜日からほとんど寝てなくて、寝てしまったらしい。ホントかどうか怪しいところだけど、まあ、連絡をよこしただけ良しとしますかね…。
駅前にて
バイトに行く途中、駅前でカップルらしき高校生二人組を見た。自転車のかごにはぱんぱんになるまで漫画を詰めた鞄。でも、なぜか駅前の路上で自転車を止めて二人で漫画に熱中。よく見ると二人は別の漫画を読んでいた。当然二人の間に会話など存在していなかった。
漫画を読みたいならマックでも行って座って読めばいいのに…
無意識のうちにそんな事を思っていた。でも、よく考えると自分も昔はあーゆー事してたんだよなぁ。
今じゃその時の気持ちのほんの一欠片すら思い出せない。それどころか、今すぐ読みたいっていう欲求よりもその欲求を満たす方法の中でなるべく楽な方法を考えてしまっている。無駄な労力は使いたくない。そんな思考が欲求よりも優先されているらしい。
あの頃は労力とかそんな事よりも、ただ欲求を満たしていればそれで楽しかったのになぁ。
あの若さは何処へ行ってしまったのだろう。
そう思うと少し切ない。