Wii U「ニンテンドーランド」レビュー | ソーヤとゲーム奥義
Wii Uと同タイミングで買ったWii U「Nintendo Land(ニンテンドーランド)」
をガッツリやり込んだので、その感想を書いていきます!

本ソフトはタイトル通り、任天堂の有名シリーズを数多く収録したテーマパークです。
12のアトラクションが存在し、「協力」「対戦」「ソロプレイ」の3ジャンルに分かれています。
どれもゲームパッドを活かしたゲームとなっており、これ1本でWii Uの使い方・性能などが分かるようになってます。



あえて最初に言っておきますが、一見ハード初期にありがちな小規模なデモンストレーション
あるいはパーティゲームの集まりじゃないか
と思われますが、
これは全力で否定したいです。読んでいけば分かりますがなかなか遊び応えのあるゲームですよ。

参考までに自分はあまり多人数プレイはしていませんが、それでも本体のプレイ記録を見たら「32時間」でした。
しかも、まだまだ遊ぼうと思えば遊べる!という状態です。


さて、これから各アトラクションの感想を書いていきますが、
流石に細かく紹介は出来ないので、気になったのがありましたら公式サイトを見るようお願いします。


チームアトラクション
「ゼルダの伝説 バトルクエスト」
「メトロイドブラスト」
「ピクミンアドベンチャー」


チームアトラクションは、ゲームパッドとWiiリモコンの協力プレイがテーマのアトラクションです。
どのゲームもステージ制となっており、各ゲーム20以上ステージが存在します。
みんなで遊んだ方が有利な点もありますが、一人でも遊ぶことが出来ます。
ピクミンアドベンチャーは逆に1人の方が有利かも?

各アトラクションのボリュームはかなり多いと思います。
自分は「ピクミン」を裏までプレイしましたが、最後はとても難易度が高く充実感あがります。
ゲームパッドだけでプレイ可能で、高性能な携帯ゲームを遊んでいるようでリッチでした。

「ゼルダ」は剣士と弓と2つの楽しみ方があるのもポイントです!
弓はWii時代と違って、向きたい方向にパッと傾けられるのでより直感的!
一人プレイだと後半難しいかもしれませんw
ステージ攻略に加え、弓専用のタイムアタックモードでストイックに極めることも。

「メトロイド」は本作で一番難しいと言われているアトラクションで
TPSに自信がある方も腕が鳴る難易度だと思いますw
地上と空中シップの2つの操作はお好みで。連携プレイも楽しいです!

対戦プレイもガチバトルで盛り上がれます!


チームアトラクションには一通り終わった後も、
特定の条件でクリアすると「マスタークリア」となるので、ゲーム上級者も相当楽しめます。
ある程度やってる自分でも、これ無理なんじゃ?って思ってしまうのもありますからw

3つのゲームはジャンルが全く違うので、全部やるだけで満足感を得られるでしょう。


ちなみに「ピクミン」をプレイ中に何度も失敗したら「アシストブロック」が出て来ました。
スタート時に強化アイテムを入手出来て、これがあれば難易度を下げてプレイ可能です!
他のゲームではまだ苦戦してないので見た事ないですが、もしかしたらあるかも。
(※確認次第追記します。また、情報持ってる方もいましたらコメントお願いします。)


対戦アトラクション
「マリオチェイス」
「ルイージのゴーストマンション」
「どうぶつの森 キャンディーまつり」

複数人必須のアトラクションとなっています。
ざっくり説明すると「マリオチェイス」が純粋な追いかけっこで
他のは趣向の変わった追いかけっこみたいな感じですね。

一人だけ専用のモニターがある事が、対戦ゲームに新たな風を吹き込んでるのを感じます!

どれもゲーム経験が少ない人でもやりやすいと思います。
でもやっぱり、シンプルな内容なので人が集まった時用のパーティゲームですね。
欲を言うと、どれも捕まえる系なので、1つくらい違ったのがよかったかも…。


ミニアトラクション
「ヨッシーのフルーツカート」
「オクトパスダンス」
「ダンキーコングのクラッシュコース」
「鷹丸の手裏剣道場」
「キャプテンファルコンのツイスターレース」
「バルーントリップブリーズ」


一人プレイ専用のアトラクションです。
種類が多いのでまとめての紹介となりますが、どれもストイックに黙々と遊ぶタイプのゲームです。
遊べば遊ぶほど奥が深い内容になっています!
1度クリアーしても、どのゲームにも「裏面」があるので、
そこまで終わらせようとするとなかなかシビアです!
任天堂のゲームだからとナメてると火傷します。まじで。

どのゲームもテレビとモニターを交互に見る「非対称プレイ」を楽しめます。
全体を見回したり、ゲームパッドだと不利な状況の時にテレビを見るなど、
2画面ならではの新しい遊びを体感することができます!

ちなみに毎回ステージ1からとなるので、今のゲームに慣れてるとしんどいかもしれませんね。
(※一応、裏技でワープや裏面からプレイする方法も存在します)

高スコアを狙って、スコア毎に設定されてる「トロフィー」を狙うのも面白く、
ついつい何度も遊びたくなります!
ファミコンゲーム時代の遊びを、現代風に新化させた印象がありますね!


以上で各アトラクションの紹介でした。

アトラクション以外の部分でもMiiverse対応で、
「この面クリアした!」と言いあったり
「あぁ他の人もここで苦戦してるんだな」とホッととしたり、
たまに意外な攻略法も見つけたりと、色んな投稿が見て楽しめます!
小学生の謎なコメントがあったりと、まだ課題はありそうですが。
(※コメント非表示にすることも可能です)

各ゲームを遊ぶと、「コイン」を入手することが出来ます。
そのコインで簡単なミニゲームをこなすとプライズ(景品)を入手できるといった収集要素もあります。
コインは普通に遊ぶ他に、凄いプレイが出来た時などにも貰えますが、
時に「今このアトラクションを遊ぶとコイン2倍!」と言ってくるので、
たまには気分転換でこのゲームでもやってみるか!と言う気にさせてくれるのもグッドでした!


といったように、ハード発売のロンチタイトルとは思えないほどの豪華さを感じさせらる1本です。
今はWii Uのソフトは少なめですが、この1本があればMiiverseと合わせて
さらにやり込み要素まで挑戦すれば1カ月近く遊べると言っても過言ではない
でしょう。
Wii Uを買ったら先ずオススメしたい1本です!

この記事では各ゲームの細かい感想は書けませんでしたが、また後日色々と書いてみたいですね。