漢字は面白いですね。
以前から、
「女」のつく文字は多いけれど、
「男」のつく文字は少ないなあと
感じていました。
思いたったのを機会に、
インターネットで調べてみました。
なので、インターネットでの情報です。
まず、「女」がつく文字は、
「女偏」といって「偏」として
扱われていますが、
「男」は、偏として扱われていない
のです。
「男」という文字は、
「田」と「力」が合わさったもので、
「田」偏の文字に含まれるそうです。
ですので、男のついた文字は、
男偏にはならず、
「男を構成に含む」文字として
扱われるとのこと。
その女偏の文字の数は、
650あるそうです。
そして、男を構成に含む文字の数は、
45文字(または18文字)。
圧倒的に、女偏の文字が多いそうで、
感覚的にもそうですね。
女性の人生の移り変わりを表した文字は、
全部「女」偏になっています。
娘・・・良いという文字がついています。
姉妹・・市と末がついています。
嫁・・・昔は男の家に入ったので、
家がつきました。
妻・・・結婚すると、妻と呼ばれます。
姑・・・子どもが結婚すると、
古いという字がつきました。
婆・・・年齢が重なると、波
(さざ波のようなシワ?)
がつきました。
一方で、男性の場合、
対義語はどうなっているのでしょう。
息子 ⇒ 兄弟 ⇒ 婿
⇒ 夫 ⇒ 舅 ⇒ 爺
男という字は、「舅」についていますが、
他は、一切ついていないですね。
ちなみに、「舅」は、
「男」+「頭が白い(白髪)」
でしょうか。
面白いですね。