日本はすぐに季節が変わるから、うかうかしていると、乾燥厳しい季節がすぐやってきますからね、今から対策しておかないと、ですよね(笑)。でも、今日はその前に、ちょっと英語の話なんですけれど、日本語では、肌が乾燥していたら、「乾燥肌」、「乾燥肌用のスキンケアを使う」の一択でございましょう?でも、英語では、それとは別の表現があって、「dehydration」という言い方があるんです。直訳すると、「水分が不足している状態」という意味なんですが、乾燥肌とはちょっと違う扱いなんですよ。dehydrated skin(水分が不足した肌)とは、乾燥肌ではない、という認識があるのです。
その違いは、乾燥肌は皮脂が不足している状態ですが、dehydrated skin(水分が不足した肌)は水分が不足している状態であるということ。
そして、乾燥肌は肌の「タイプ」ですが、どの肌タイプでも水分が不足した状態に悩むことがあります。つまり、どの肌タイプの方でも、水分不足の肌対策が必要になることがあるんです。
肌の脱水症状になりうる要因はいくつかあります。例えば:
十分な水分を摂取していないこと
風、寒冷な空気、暖房/冷房、過度な紫外線などの環境要因
肌を荒らすような強い洗浄剤やスキンケア製品
アルコールと喫煙
脱水症状を引き起こすカフェインを含む飲み物
ストレス
栄養バランスの悪い食事
など、どなたでも肌の脱水症状は起こりうることがわかります。
この、肌の水分が足りない状態を解消するために、上に書かれているように、
肌を荒らすような強い洗浄力のクレンザーをやめたり、水分を摂取したり、カフェインを控えたり、などを心がけるのも有効です。
ほかにも、
★いつものクレンジングに加え、不要な角質をためこんで、スキンケアの浸透を妨げないよう、定期的に不要な角質のお手入れをすること
(ちょうど前回その話をしていたところでしたね!)
★洗顔後、まだ肌が濡れている状態のうちに、そして、いつものスキンケアに入る前に、オリーブスキンセラムや
アサイーベリーアクティブアンティオキシダントセラムのように肌の刺激にならず、むしろ炎症を鎮めるセラムで水分をしっかり肌に閉じ込められるようにすること
も大切です。
こういった、肌の脱水症状に加えて、これから近づく冬には、肌を荒らす、乾燥させる要素がたくさんあります!その中で気を付けたいのが、肌に対する環境ストレス・・・
環境要因やライフスタイルによる酸化ストレスによる酸化損傷は、お肌の大敵!酸化ストレスは、肌の脱水症状にもつながり、冬だけでなく私たちは一年中さらされています。酸化ストレスは、肌のくすみ、フケ、色素沈着、しわ、コラーゲンの減少、クマ、むくみにもつながります。
酸化ストレスを、屋外に放置され、保護コーティングのない金属シートのように考えてみてください。金属が外気にさらされ、徐々にひび割れ、錆び、剥がれ、朽ちる様子を想像してみてください。それが肌にも起こっている、ということです・・・
冬の大敵、肌の脱水症状も酸化ストレスによるダメージも一気にここで抑えておきましょう!
乾燥の季節もしっかり潤ってお過ごしください!