バッドマン/史上最低のスーパーヒーロー | 大佐ブログ

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「ワカチコワカチコ」大佐だ。この三連休、暑いのでダラダラ映画館に避難してきたが、映画の内容はさて置き、涼しく過ごした代償は大きく、やはり快楽の先には地獄が待っている。昨日の夕方もトレーニングに励んだ俺様だった😅
さて、三連休最後の今日も映画館に避難。今回の作品は「バッドマン/史上最低のスーパーヒーロー」(フランス)。
主人公のセドリックは37才にもなって、まだ俳優の夢は諦めていない。やっと出たのが、コンドームのCMのみ。そんな息子を警察署長の父親が「俳優に憧れるのはいいが…」と呆れていた。そんな時、フランス映画超大作アクション「バッドマン」の主演を狙うが、残念ながら、違う俳優が合格してしまう。合格した俳優は「やったぞぉ❗❗」と大喜び❗乗っていたオープンカーに立ち上がり全身で喜ぶも、道路標識に激突して死亡。そこで主人公が代役に抜擢された。
せっかく受かった主役の座。必死に筋トレ、パルクールの練習に練習を重ね、遂に撮影開始。敵役のジョーカーは、憧れの俳優が演じる。さらに気合いが入る主人公だったが、警察署長の父親が倒れた。
父親の見舞いに行くため、撮影用のバッドモービルを運転して父親の病院に向かうが、撮影用のバッドモービル。特殊効果の爆弾が爆発し、車は激突。激突の衝撃で記憶喪失になっていた主人公。激突した先はまさかの銀行。車内には撮影に使った現金が……。
記憶はないのでなぜこうなったのかわからない。しかもジャージの下にはバッドマンの衣装。とにかく逃げる。
そしてリストバンドの装置を動かすと「バッドマン❗奥さんと子供が誘拐された❗救出に向かってくれ…」とのメッセージ。
記憶を失い自分をバッドマンだと思い込んだバカアクション映画だ。
昨日のリメイク版「キャメラを止めるな」と違って非常にテンポが良い👍
妹と友達で、ヘタレアベンジャーズになるのだが、これが良く出来ていて、本当の悪党と撮影スタジオで対決するのだが、妹は撮影用の緑のカラーパウダーをかぶり、友達はゴミ箱の蓋でキャプテンアメリカ。もう1人の友達はヘルメットに両手にバーナー。しかも重りでシーソーの原理で飛んで行ってアイアンマン。このアッセンブルは最高👍
他にもめっちゃデブなウルヴァリンや、青いケーキに顔を突っ込んで「X-MEN」の青い人とか、随所にアメリカヒーロー映画へのリスペクトが満載❗しかも音楽も「アベンジャーズ」に激似なのが良い❗だが、マヌケなだけじゃなく、本筋もちゃんとしていて、このタイトルになってる「バッドマン…」直訳すると「悪い男」だが、何がそんなに悪いか?主人公は記憶はないけど、本当の悪党を捕まえるために、奮闘するが、全て逆効果になってしまう。幼稚園での攻防でも、わざとじゃないが、子供がお遊戯しているセットを壊したり、撮影用の花火に引火した火が、7億ユーロと5年の歳月を掛けて建設された教会に引火したり……この負の連鎖の撮り方が上手い👍映画的には、わざとじゃないのが可哀相😅ポスターにもある武器が掃除機なのは、本編で要確認。
おフランスの笑いは、そんなに好きではないが、これはなかなか面白かった👍
監督、主演、脚本をフィリップ・ラショーが1人でやっているが、この人、最近では実写版「シティーハンター」でかなり評価を上げてたのが記憶に新しい。
しかも90年代のフランス映画を代表する名優ジャン・ユーグ・アングラードが主人公のお父さん役で出ているではないか💦💦
テンポが良く上映時間も83分でムダもなく、あとは、細かい事は気にすんな👍
しかし、この映画、日本の文化であるパンフレットが発売されていない❗最近は絶滅危惧種の一つである映画パンフレット。足切りが「バッドマン…」からとは……
そんなわけで今回はここまで。今日はトレーニングなしで良いか😅以上。