普段使いのゲルマニウムラジオ
スピーカーを鳴らして聞く

動画の内容
1.ゲルマラジオを使い始めた動機
2.スピーカーを鳴らして聞きたい
3.どの放送局を聞くのか

4.受信音声の動画

5.簡単回路図 アンテナの選定
6.構成部品
7.受信信号のオシロスコープ波形

構成部品
1.WonderKit 無電源ラジオキット(中国製)
 生産終了品
 WK-RD801に付いていたダイオードとポリバリコン
 個別品番不明 
2.エアバリコンジャンク品
 古いHFトランシーバーのものと思われる。容量不明
3.スピーカートランス
 ヤマハ ST15
 670Ω:2~8Ω
4.スピーカー
 ・リサイクルショップのヘッドホンドライバ-
 ・100円ショップのピロースピーカー

波形観察用オシロスコープ
 National VP-5512A100

参考書籍
 誠文堂新光社刊
 ゲルマラジオ製作徹底ガイド
参考サイトページ
・北川電気株式会社
https://www.kitagawa-denki.co.jp/products/about/theory/
・Nteku
http://www.nteku.com/coil/coil_pulse.aspx

追記
動画では話していませんが、トランスの1次側にセラミックイヤホンも並列に繋いでも同じ音量で鳴ります。少し音が割れて歪んだ音ですがかなり大きな音です。トランス2次側のスピーカー音量も殆ど変わりません。
スピーカーを取り付けしているミニホーン内側側面に、外耳道パイプを外してイヤホンを貼り付け、両方鳴らすとかなりの音量になります。人の肉声なら歪は気にならず、うるさいくらいに鳴り続けます。
ミニスピーカーの代わりに、普通のマグネティックイヤホンも勿論鳴ります。モノラルですが両耳タイプのイヤホンも十分な音量です。

スピーカーはボイスコイルが切れるまで永遠に鳴り続けます。しかしセラミックイヤホンは、おそらく鳴らし続けると消耗しますので、聞かないときは同調をずらして休ませた方が良いと思います。

今回は各部品の諸元などは不明のままですので、手持ち部品の組み合わせで偶然上手くできたのかも知れません。同様の実験をして同じように聞こえなかったらごめんなさい。
ただ、非常に簡単な構成なのでやり直しがききます。もし本格的な製作を希望されるようでしたら、上記の参考書籍に大変詳しく載っています。

最後に
あと数十年経ったら、ゲルマラジオを持っていてもグランドウエーブを受信できる放送所はなくなっているのかも知れませんね。