オツカレです。


EU、BRICsに続くか。まるで世界で派閥争いをしているかのようだ。

[18日 日経]中南米首脳会議、地域共同体創設で合意 「金融」提言へ部会  ブラジル北東部の保養地コスタ・ド・サウイペで開かれていた、初の中南米・カリブ海諸国の首脳会議は17日、政治や経済面での連携強化を目指す地域共同体の創設で合意し、閉幕した。金融危機で米国や欧州など先進国の優位が揺らぐなか、中南米・カリブ海諸国が連携を強化することで、国際社会での存在感を高める考えだ。 共同体の設立時期についてメキシコのカルデロン大統領は、共同会見で「2010年にメキシコで開催する会議で設立を目指す」と説明した。具体的な役割などは今後詰める。将来は常任組織を設置することも検討する。 首脳会議では、金融危機の発生を巡り先進国の責任を指摘する一方、金融秩序の再構築に向けて、中南米・カリブ海地域の意見を集約し、国際社会に提言する作業部会の設置でも合意した。

中南米・カリブ海を包括する国際組織としては米州機構(OAS)という組織がある。今回の会議は先進国である米国、カナダを除き、また孤立していたキューバを招くという新たな枠組みで各国首脳が集まった。


会議を提唱したのはブラジルのルラ大統領。BRICsで自信を深めるブラジルがEUにおけるフランスの立場を目指してのアクションである。


原油や天然ガスなどの資源が豊富な中南米・カリブ海地域は、近年の資源価格の高騰などで昨年まで5%台の経済成長を続け、自信をつけている。


次回は2010年にメキシコで開催予定となっている。欧州連合(EU)に匹敵するような地域統合のための新たな国際機構「ラテンアメリカ・カリブ連合(仮称)」の発足を目指す。経済面での繋がりが強固になれば脅威となろう。


ハズレ社会人-中南米サミット

まさに米国支配崩壊で戦国時代の形相を呈してきた。EU、BRICs、中南米と世界中で名乗りを挙げるグループが群雄割拠している。


これに対してオバマ次期大統領はどういう外交戦略を掲げるだろうか。かつて米国の裏庭といわれた中南米までもあからさまに米国排除に動き出した。


過去にはキューバを除く34カ国で米州自由貿易地域(FTAA)構想というのがあった。しかし米国の独断的で身勝手な振る舞いにブラジルやベネズエラなどが反発し2005年に頓挫しているのだ。


またラテンアメリカでは南米12カ国のみによって構成されている南米諸国連合(UNASUR)が2008年5月に発足している。


ここにおいてもブラジルが提案した南米独自の安全保障機構「南米防衛理事会」の創設と「共同の医療政策の促進と協力」を目的とした「南米医療理事会」の創設を承認とあらゆる分野で地域の連携を強める行動をしているのだ。


米国の唯一の救いは親米とさ目されているコロンビアとペルー両国の首脳が欠席した点であるが。


かたや日本にも同様なことがいえるのかもしれない。アジアでは、ASEANだけで地域共同体を目指そうとしている。


中国はBRICsに属し、米国とも経済で同盟を結びそうな気配をみせる。インドもBRICsに属し、特にロシアとの結びつきを強めそうだ。


日本はというとずっと米国と馴れ合いの関係が続いているだけだ。このまま放置しておくと他のグループ、共同体の枠組みが強固となり世界で主導権を握られ取り残されてしまうのではなかろうか。


アジア共同体という枠組みが理想なのだが、約60年経った今でもまだ戦争問題を引きずっている現在の状況は嘆くべきことだ。


オツカレでした。


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