こくばん塾 生田英数会 塾長のブログ

こくばん塾 生田英数会の塾長のブログです。


テーマ:

2018年 1月 20日. カテゴリー: お知らせ    Edit Post

 センター試験の翌日、塾で数1・Aの問題の一部を私立中3生から高校3年生までの生徒にやらせてみた。本試験を受けた高3生が最高得点だったのは言うまでもないが、次点は何と三角比も2次関数も習っていない中3生だった。
 一概には言えないが、個人差とはこのくらい大きな差である。学年が上がれば出来るようになるというものではない。学年が上がり新しい単元をいくら沢山通過しても身につかない勉強というものがある。目先の中間期末にとらわれて、無駄な時間を使っていないか。深く考える作業をおろそかにしていないか。好奇心がないのに点数ばかりを追っていないか。回答を見て真似をしていないか。難しいことだが勉強の質をよくしなければ、中学生にも負ける高校生になってしまうのだ。

第1問 [2]集合と論理 良問である。⑴の(d)が難問。難問はしばらく眺めて「難しいな!」という気持ちが湧くことが大切。そこを平凡なやり方で見切り発車するとかえって時間がかかって挫折する。「さて、良い方法はないのか?」そう思って前のページを見れば(b)がある。集合は要素で考えるもの、ではない。センター試験でよくある失敗は、空気を読めないこと、波にのれないこと。難問に対して作者は密かにヒントを用意しているのだ。本問がまさにそれ。

第2問 [1]三角比 カ・キがキーワード。AB • sin∠ABC が何を指すのか直感的に分からないとできない。また問題文を見て正確な図が描けるかも日頃の練習のたまもの。本問の△ABCは鈍角三角形であるが、君の図はどうだ。

第3問 確率 最初から条件付き確率が出題された。「えーと、条件付き確率の公式は何だっけ……」という人は解けない。公式でなく本質が分かっていれば解ける。また書き散らさず表を作る構成力が必要。最後のチ・ツ・テはほとんどの人が諦めただろう。「三つの事象A, B, Cがちょうど1回ずつ起こる確率?」 分類するだけで時間がかかる……のぅ。そうか B, Cは同時には起こらないのか! これに気づくかどうかが分かれ目。

第4問 整数 不定方程式も様々。今回は 144 x – 7 y =1 という中くらいの難しさだった。ユークリッドの互除法はよく分からなかったし、特解を使うには数がでかいし……、困った、という感じか。144は7で割ると4あまり、288は7で割ると8余るから1余る……、解けた! しかしその後も気が抜けない問題だった。

第5問 図形 見事な問題である。センター試験を歴史的にみれば、出題がほんとうに定着し角の2等分の定理、チェバ・メネラオスの応用も外さない。そして最後は五心で締めくくった。だが受験生にとってはどうか。図形は「気づきの学問」だから、落ち着いてきれいな図を描いたり、よけいな線を入れないで図に集中できなければ進まない。まして「鍵」は隠されているから、答え、答えと焦っている視線からは見えない。図形はすべての数学の基礎練習であると思った。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

塾長さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。