こくばん塾 生田英数会 塾長のブログ

こくばん塾 生田英数会の塾長のブログです。


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 塾をやっていると当然いろいろな親御さんと接するわけですが、ちょっと気がついたことを言わせていただきます。

 

 「塾の先生ならば何か耳寄りな情報をもっているのではないか」と考え、それを聞きだそうとしたり、あるいはわが子のために何であれ「出来るだけ情報集めをしてやるのが親の努め」だと思って、せっせとネットで検索したりしているお母様がいます。

 不思議なのはこのタイプの方は、実際は仮に何か教えてあげたとしてもそんなにその「情報」を大事にしないんですね。信じないのです。考えて見ればあたりまえでその程度の「情報」なんてものは明日には古くなってしまうかも知れない。明日には自分だけでなく「みんなが知っていること」になってしまうかもしれない。だからこそ鵜の目鷹の目でかぎまわるわけですが、そういうわけでどこまでいっても安心はできません。今日、学校の説明会で来年の入試はこうこうなるといわれた。次の日、予備校の相談員に○○大は難化傾向と言われた。さきほど、三者面談であと模試の偏差値が3ポイントあがると合格圏だとわかった。

 

「で、先生そこのところどうなんでしょう」と聞かれても、「へえ、そうなんですか」以上のことは私たちにはいえません。

 

 なぜって、関心がないのです。そんな誰でも知っていること、機械がはじきだしたデータがはたして「価値」があるのでしょうか。

 

 このごろの大きな病院のお医者さんって、じつに長いこと待って自分の番になっても、こちらの顔色ひとつ見てはくれず、パソコンの画面とにらめっこ。数値と画像で判断して、「このクスリ出しときますね、はい、次回は三週間後」とか、なりますが、これって「なんかなあ」と思いますよね。

 

 目の前に座っているこの子。そう、そのお母様のお子さんですが、その子の頭の中で起こっていること、こころの中で渦巻いていること、これにはわたしたちとっても関心がある。なぜこんなところでつまずくのか。何度も習ったことができないのか。いや、ずっと低迷していたけれど今日はなぜかすいすいやっているぞ。と、そういう個々の、日日の、人間の手ざわり。それを知らずして教えることは成り立たない。これは情報などではなく、その子供と肌身で接している私たちだけが知り得た「その子の秘密」です。この秘密が治療の、教育の一歩なんです。

 

 情報や傾向や対策にまったく価値がないとはいいません。料理で言えば胡椒の一振りほどの意味はあるでしょう。でもそこから入ってはだめです。そして子供にそのようなものを吹き込んではだめです。

 

「あなた、担任の先生があとひとがんばりで○○大に手が届くっていってたわよ」

 

 でも、どうやってがんばるのでしょうか。いや、何をすることが「がんばること」になるのでしょう。

 

 塾であるか、学校であるかを問わず、「実際に子供と対決し、出来るようにする教師」を是非みきわめてただきたいのです。

 

 

 

 

 

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