京都電氣鐵道後期型精密模型 其ノ四 | レールは、こころをつなぐ道。

普段は梅小路公園の市電展示室(土日祝開室)に展示されていて、伏見チンチン電車の会が保守管理している京都電気鉄道後期型車両の 8.4分の1大型精密模型。

 

■ 運転席天井

客室内の4つの室内灯はむき出しだが運転席天井中央の電灯は実車同様白いカバーがかかっている

天井四隅の装飾金具は中央に京都電気鉄道の社章を配置して精密に再現されている

手前の黒い物は(鳴らないが)チンチンベルで、奥側のひもは反対側運転席のベルとつながっていて車掌が合図をしていた

 

※ こちら↓は本物の「貳十七号」運転席天井

 

■ ベル

チンチン電車の所以の「チンチン」ベルは運転席後方室内にある

 

ギアボックスが4.5V対応のため乾電池で動作し、ラジコンでサーボモーターを作動させるとリレースイッチがONになりベル回路が動作する

ベル回路は、自転車用ベルをギアボックス右下の一文字サーボホーンで弾いて鳴らしているが…回転速度の関係で「チ~ン・チ~ン」と間延びがして、おまけにギアの回転が停止するまでに惰性のタイミングも有り、3打目の「チ~ン」が始まる直前で停止するのは微妙であった

 

そこで従来の一文字サーボホーンの上に、少し大きい十文字サーボホーンの隣り合う二つを短くしたものを取り付け、「チン・チン」(90度)と無音(弾かない:270度)になるように変更し、ベル位置を調整したところ、いいタイミングで鳴るようになった 

右上の十文字サーボホーンの上側2つが短い

 

其ノ五につづく