車上荒らしにあったら自動車保険を使えるの? | おとなの保険 交通事故

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こんにちは、本日もこのブログにお越しいただき、ありがとうございます。

さて車上荒らしと聞くと、どんなイメージでしょうか?「車上荒らしに合う危険があるので、財布や貴重品は車の中に置きっぱなしにしてはいけない」と言われたことのある人も、多いと思います。


ここ数年は、バンパー・ドアミラー、カーナビなどの部品やパーツが盗まれることも増えており、中には部品を外国に売り飛ばす事例も多いそう。困った話ですね。不幸にも車上荒らしにあった場合、車のドアやガラス、ボディが破損している場合が多いと予想できます。

 

当然に「車の修理費はどうしよう…」という気持ちになるでしょう。こんな時味方になってくれるのが、自動車保険。その中でも車への補償を目的とした車両保険の出番です。車本体だけでなく、車のパーツや車内に積んでいるものが盗難にあった場合にも、車両保険を使える場合があります。車内に積んだものが盗難に遭った場合の補償は、特約でつけるタイプの保険もありますので、ご自身の保険内容を確認されることをお勧めします。

 

 

 

車上荒らしに遭わないために出来ること

まず車上荒らしに遭いやすい場所は、駐車場、駐輪場、道路上です。そのほか自宅の車庫で車上荒らしに遭うこともありますので、車上荒らしに遭わない場所などないのです。どこにいても安心とは言えません。駐車場を選ぶときには、防犯照明や防犯カメラを設置する、出入口にチェーンをするなど、防犯設備の整った駐車場を選ぶことをおすすめします。


加えて、深夜22時から朝の9時は、車上荒らしの多い時間帯です。他の時間帯は車上荒らしに遭わないわけではありませんが、車の中には貴重品を置いておかないことようにしましょう。また車には警報装置や通報システムをつけたり、駐車場にはセンサーで明かりがつく照明をつけて、車上荒らししにくい環境作りりをし、防犯力をアップさせましょう。さらに自分の車に誰かを載せる場合、同乗者にも注意を促すようにしてください。

 

保険を確認しよう

今回は車上荒らしに遭った場合、保険でもカバーできる場合があることをお話ししました。オプションで付ける必要があるものもあるので、保険を契約する際や保険の更新を行う際に、自分の保険が対象になるのか確認しましょう。


車内に貴重品を置かないことを勧めましたが、貴重品に限らず車内の見える場所に物を置かない方が良いでしょう。本日もお読みいただきありがとうございました。