5月の晴れた休日

子供たちと、

とは言え、みんなおじさんおばさんになってる年齢だから、子供たちと言うとなんだかね~

でも私にとっては子供だものね(笑)

何十年かぶりに降り立った駅

 

だって、電車で来ることなんてなかったからね

 

ホームには私たち家族しかいない

知らない町に来たよう

こんな美しい駅だったのね

青い空に心地よい5月の風。

 

思わず子供たちと

「うわ~なんて気持ちいいの~」と感嘆の叫び

「やっほー」って叫んだのは私だけだけど笑

 

もうとっくに亡くなった元夫の実家がある駅なの。

今は誰も住んでいない家が残されている。

 

駅前には義姉が車で迎えに来てくれていた。

「よく来たね~」と笑って出迎えてくれた。

義姉とは元夫の葬儀以来、8年ぶりだけど、一気に時間が飛んだようだわ

 

墓参りをして、今は誰もいない実家へ向かうと、

もう一人の義姉夫婦がフキの煮物とお茶を入れて待っていてくれた。

みんな私より10歳近く年上だから、それなりに年齢を重ねている。

ワケあって空き家になっていた家の管理を、この年老いた義理姉夫婦がやってくれていたおかげで、

庭も家もきれいなままだ。

実は年に数回は車で子供たちと墓参りをしがてら、この家の様子を外から見には来ていた。

来るたびにきれいに庭が剪定されていて

いつもありがたいと思っていた。

 

とっくに夫とは戸籍上夫婦でない私が感謝するのも変な話だけれど、

この家で義理父や義理母との思い出もたくさんある。

朽ちていく家や庭を見るのは忍びない。

 

家族とは不思議な関係だとつくずく思う。

夫と妻だけが家族じゃないものね

戸籍上、夫婦が別れたとしても、

そのまわりにいた人たちとの縁が切れるわけじゃない。

夫の周りにいた人たちとのつながりや感情が残っていても

不思議じゃないと思う。

特にわたしは義理父母・姉たちとは楽しい思い出しかない。

 

人にはそれぞれの事情で、別れねばならないこともあり、

一人で生きていく道を選ばなければならないこともある。

 

振り返って、あの時の決断は間違ってなかったと言い切るためにも、

幸せに生きたいと思うし、

恨んだり後悔したりする時間はもったいないわ

 

今回、電車に揺られながら

子供たちとの日帰り旅は、

新たな出発なのかもしれない。

 

最近のシャロンちゃんです。

 

 

相変わらず可愛いのですが、

体調良かったり、今一つのようだったり・・・

様子観察中です。