子供の頃、たしか小学校の
1・2年生くらい。

商店街のファンシーショップで
いとこ二人と一緒に
お年玉で福袋を買いました。


お値段的には、福袋の値段以上の
モノが入っていますが、
気にいったモノは2割くらい。

いとことお互いに
気に入らないモノを
交換したりしました。

一人で買ってたら、交換できないから
一人で買わなくてよかったー、
と思いました。


オカンからは、
言わんこっちゃない、
という反応。

オカンは(世代的なものもありますが)
セールは大好き、
安物買いの銭失い、

日用品のストックや
着ていない洋服に
住空間をあけわたす、
典型的な関西のオバハンです。


ですが、福袋を買うのを
見たことがありません。

そこだけは入り口の「断」が
しっかりしていました。


私は小学校低学年にして
福袋については、
いい経験だった、と割り切り、
それ以降、一切、興味ナシ。

この年初、福袋の内容を
ブログで公開されているのを
多数、見ました。

今までは、
私は自分で選んだモノしか
欲しくないから~、と

「断」の上級者みたいな
どちらかというと上から目線な
優越感を持っているつもりで
いました。


どころかどっこい!

小学生の頃の福袋の失敗。
たった一度の福袋の失敗。
オカンに、言わんこっちゃない、
と言われる敗北感。

これが怖くて
二度と失敗したくなくて
福袋という冒険に
チャレンジしなくなっていたのでした。


自分でもビックリ~。
私、超ビビりやん~。

失敗が怖かったんだね、私。


いかなるチャレンジも
避けるビビりな訳ではなく、
新しいチャレンジや失敗は楽しいので、

もうちょっと、きちんと言語化すると・・

そんな小さい失敗さえ
自分に許してなかったんだね、私。

特に、同じ失敗をすることは
ありえない、と思ってたんだね、私。

オカンに、言わんこっちゃない、
って顔をされるのは
自分に腹が立っちゃうんだね、私。

どんだけプライド高いねん・・。


それを踏まえて、
福袋を買うか買わないかは
私の自由です☆

行動の上流にある
気づいていない気持ちに
自分で気づくことが癒し。


買い物も自分で選ぶことは
もちろん重要ですが、それだけだと、
自分の固定概念の範囲を
出ることがありません。

洋服などで、一気に福袋、
はハードル高いですが、
店員さんの提案とかは
柔軟に取り入れていきたいな。