水煙の立つ一の滝。昔は不動滝と呼ばれていたそうです。うひゃーいい風向き、滝ミストを超えて水しぶきが来てます来てます!


 右側の岩壁に注連縄がかかってて、そこに不動明王が祀られてます。てかどこだったっけ、葉が茂ってきて見づらいわ!


( ; ̄▽ ̄)v- あ、いたいた。不動明王坐像が葉陰からこちらを見下ろしてます。ほんとに滝のそばにはほぼ居るわね。御嶽講の行者さまにとっては身近な山が普段の行場で、ここ一番に御嶽山に登拝するものなんですね。まれに山伏姿の方と低山ですれ違うことがあります。鬼岩公園ですれ違ってびっくりしたけど、あそこも上の方に御嶽大神などを祀る場所があるんすね。「神の森」と名がついてます。


 ここまで来ると水しぶきでなく豪雨。ああ洗い流される。これから竜吟湖の駐車場まで登り返さなきゃいけないから蒸れそうだけど、もうどうでもいいわって感覚でした。懺悔懺悔六根清浄。


( ; ̄▽ ̄)v- わたくしストレスMAXで職場で隠れて壁を蹴ってわめいたのがバレまして、以後たいへんお気遣いのメッセージがスマホに連打。バレる所でやるあたりが大人気ないですが、至らぬところを差し引いてももう駄目ですた。これが今日から五十路ですからね、なかなか大人になれまへん。本当にいつ終わるんだコロナ対応、終わりが見えてればバランスも取れるんだけど何かなぁ。

       

 だもんで時間がなくても六根清浄しに来ますた。轟音を立てて荒々しく流れ落ちる滝に打たれたい感じですが、眺めるにとどめました。着替え持ってないしキリッ!!


(* ̄ー ̄)v- 流しても流してもすぐに溜まるんすよねぇ。最近はそれを前提に滝を見てる気がする。結局は己の気の持ちように回帰するから、無想転生を会得するしかないかすら。般若心経が宗派問わず万能なのが分かる気がするわ。


 無無明亦 無無明尽 これかなぁ。字面を覚えるのと何となく体感するのは違う。これが五十路手前の到達点かも。やっぱり水は流れてないと澱みますよね、澱んでも流れていけばまた澄む。やっぱり停滞というのは良くないなぁ。


 いい感じにずぶ濡れになったところで引き返し。こうして視点を変えると足元にミヤマヨメナが咲いてたりします。よきかなよきかな。


 川原から上がって、ここを進むとドラゴン21に下りられます。すぐそこに御嶽大神や覚明行者の霊神碑があるので今回はそこまで。


 滝ミストが靄になっていていい感じ。御嶽大神の右に覚明行者の霊神碑があり、開山のグランドマスターだから並ぶことができるんですね。青紅葉と夏草に抱かれてとても静かでした。

 
 滝から拡散された水気が凝ったものか。葉の上の水滴は澄んでました。


 再び東屋の横から登り返す。今度は汗をかいて戻ります。


 二の滝を見納め。気持ちのひと区切りをつけた道行でした。


(;  ̄▽ ̄)v- この後  車で国道19号に戻ったらやっぱりワクチンのキャンセル待ちの順番が来たと連絡があり、かっ飛ばして接種を受けてきました。その夜 少しだけ射った腕に痛みがありましたが他はどうという事もなく翌日出勤。もうそうそうキレとれんから接種後にしつこく別のところにも流れてきて、力づくで気力チャージいたしました(笑)