どれくらいの画素数があれば綺麗に撮れる?(2) | 渡敏宏のデジカメ写真教室
2009年07月09日

どれくらいの画素数があれば綺麗に撮れる?(2)

テーマ:購入前編

●どれくらいの画素数があれば綺麗に撮れる?(2)



今回も前回同様に、画素数の違うデジカメで
「どれほどの差があるか?」を実証してみます。



今回も使用したのは
6年前の200万画素デジカメ、Canon PowerShot A60
昨年購入した1000万画素のデジカメ、FUJI FinePix Z20fd


渡敏宏のデジカメ写真教室・音羽亭-024


前回はサクラのアップの写真を撮り比べてみましたが
あまり差が感じられませんでした。


そこで今回はあえて
低画素では厳しいであろう条件を選んで、撮影してきましたよ。



では早速その写真を――。




まず一般的なプリントサイズのL判(89×127ミリ)に
プリントしたものを、実際に肉眼で見たのと
同じ印象にするためにスキャナーで読み込んだ画像です。



渡敏宏のデジカメ写真教室・音羽亭-025


渡敏宏のデジカメ写真教室・音羽亭-026


上側が200万画素。
下側が1000万画素です。




いかがでしょうか?



条件としては日没間際の薄暗い曇り。
ある程度標高の高い山に登って撮影。


画面中央に見える工場はマツダの自動車工場。
中央よりやや上部分に、ツブツブのように並んでいるのは車です。


海部分には車輸送用のタンカーやフェリー、
養殖かき筏(イカダ)などが見えますね。

そしてその奥に見える島々。



実に細かい情報の多い景色です。


しかし、L判プリントでは、またしても差は感じられませんでした。


2枚を横に並べて見ても
ハッキリとした差は解らない程度で
虫眼鏡が必要かな?と思います。



つまり、今回の悪条件でも
L判サイズのプリントでは
「画素数による差」は感じられませんでした。



では、大きなサイズにプリントしてみるとどうでしょう?


一般的なプリンターで利用される事の多い、A4サイズにプリントしてみました。



渡敏宏のデジカメ写真教室・音羽亭-027

もっと大きな画像で見たい人はコチラ



渡敏宏のデジカメ写真教室・音羽亭-028

もっと大きな画像で見たい人はコチラ



今回はキビシイ条件であえて撮影したため
ハッキリとその差が出る予定だったんですが……。



実際に見てみますと
どちらかと言えば200万画素の方が少しぼやけた感じ


しかし、思ったほど画質は悪くなく
1000万画素のプリントと並べなければ

「画質悪いねー! このプリント」
などとは、決して言われないでしょう。




前回の桜の写真よりは差が出た写真だと思います。
けれども、意外に200万画素が良く健闘しました。



では、ここで見比べるポイントとして


・鉄塔の骨組みの描写。
・その下に並ぶ民家。
・海の養殖かき筏。
・島の山部分の木々。

以上の点を注意して見比べてみて下さい。



渡敏宏のデジカメ写真教室・音羽亭-029

見比べるポイントがわかると
その差もグッと感じられるハズです。



どうですか?



見えてきましたか?




今回のような、
かなり遠くまで色々な細かな物が存在する景色。
こういった写真で画素数の差
つまり「情報量の差」が出やすい訳です。




簡単にまとめさせて頂きますと
L判にプリントするならば
300万画素程度でも十分な画質の写真が撮れる。
という事になります。



A4にプリントするとなると
被写体によっては高画素なデジカメが有利
という事になりますね。



また、機会がありましたら
こうした検証を行ってみたいと思います。




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