高齢者のコミュニケーション能力 ここまでをまとめ読み!2 | 「伝わる技術」 オトデザイナーズ 坂本真一
2018-02-24 17:22:22

高齢者のコミュニケーション能力 ここまでをまとめ読み!2

テーマ:「伝わる」技術

高齢者のコミュニケーション能力 ここまでをまとめ読み!

 

のつづきです。

 

高齢者が、皆、頭がボケてコミュニケーションが苦手だと思ったら大間違いですよ! 

 

高齢になると、誰でも、聴覚的に、高周波数域の聴力低下(高い音が聞こえない)、

 

リクルートメント 現象、周波数分解能の低下、時間分解能の低下などの特徴が

 

出てくるのです。 

 

高齢者が、頭がボケていると決めつけてしまっては、コミュニケーションは取れません。 

 

逆に、上記のような症状を理解すれば、意外と簡単に高齢者との円滑な

 

コミュニケーションが実現するのです。 

 

高い音が聞こえないというのは、意外に不便な事が多いものです。 

 

近年は、多くの家電品のお知らせ音に、電子音が使われています。 

 

良く言われるのは 

 

 

体温計 

 

です。 

 

高齢になって来ると、体調を崩す方も多くなって来ますので、多くの高齢者が

 

体温計を使用します。 

 

ところが、最近の体温計は、音で知らせてくれるものが多くなっています。 

 

ピッピッ 

 

というやつですね。 

 

あれが、高齢者には聞えないのです。 

 

また、電子レンジの音やキッチンタイマー、インターフォン、お風呂のお知らせ音

 

などなど、電子音の お知らせ音が聞こえないケースがすごく増えています。 

 

おばあちゃんったら、

最近、いっつも、電子レンジに 

料理を入れっぱなし! 

んとに、ボケちゃってんだから~! 

 

などとという、心ないことを考えていませんか? 

 

大きな誤解ですよ!

 

多くの場合、それは、聞こえないだけなんです。 

 

リクルートメント現象 

 

という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 

 

小さい音は聞えないけれども、大きい音は普通の人と同じか、それ以上に大きく聞こえる

 

という聴覚的な症状です。 

 

多くの人は、加齢に伴って、徐々に、この傾向が出てきます。 

 

ボソボソと小さい声で話しかけると聞えない。

 

 

だから大声で、

 

おじいちゃ~ん! 

 

と言ったら、 

 

ビックリ! 

 

そんな大きな声で言わなくても聞こえるよ! 

 

と言われてしまいます。 

 

また、異様にテレビの音を大きくしているくせに、 

 

最近の音楽はうるさいばっかり! 

 

と言ってみたりします。 

 

年寄りには、どうせ分かりっこないって思ってしまいますよね。 

 

でも、そうとは限らないのです。 

 

これらは、リクルートメント現象の典型的な症状です。 

 

小さな音は聞えないけど、大きい音はうるさい。 

 

つまり、快適に、普通に聞える音のレベルの範囲が、すごく狭まっているのです。 

 

そういう人に、単に大声で話しかけたって、話は伝わりませんよ。 

 

うるさがられるか、怒っている、バカにしているなどと思われて、感情的な

 

軋轢(あつれき)が 出来るだけです。 

 

周波数分解能の低下は、コミュニケーションという観点で考えると、

 

最も辛い症状かもしれません。

 

 

この世のすべての音は、色んな周波数(高さ)の音が混じり合って出来ています。 

 

声や言葉も例外ではありません。 

 

私たちは、耳に入ってきた音に、 

 

どの周波数の音がどの程度含まれているのか? 

 

を内耳という器官で分析し、その結果を脳に送って言葉を聞き分けています。

 

 この内耳の機能は、程度の差こそあれ、加齢に伴って誰でも落ちてきます。 

 

すると、言葉の聞き分けがすごく難しくなるのです。 

 

 

そして、ここからは、 

 

時間分解能の低下 

 

について、お話します。 

 

これは、早口で喋られると理解できなくなる症状です。 

 

お年寄りには、最近のテレビに出ている若い芸人さんが、何を言っているか

 

分からないという人が 多いようです。 

 

年寄りだから、

今風のギャグは理解できないんだろうな 

 

って思っていませんか? 

 

そういう傾向もあるでしょうが、多くの年配者は、それ以前に、あの早口で

 

まくしたてるギャグが聞き分けられないのです。 

 

これは、脳の中の情報の処理スピードが加齢によって落ちているという人が

 

います。 

 

それが無いとは言いませんが、それよりも、上に書いた、高周波数の聴力の

 

低下、リクルートメント現象、周波数分解能の低下などを考えてください。 

 

耳に入ってきた音の

情報量が減ったり、ひずんだり・・・ 

 

そんな音情報が耳から脳に送られれば、その内容を理解するの

 

に時間がかかるのも当然でしょう? 

 

頭がボケちゃってるからじゃないんですよ! 

 

まだ聞いてない人は、↓を聞いて、実感してみてください。

 

 

つづく-> 高齢者のコミュニケーション能力 ここまでをまとめ読み!3

 

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