Dusk Fire / Don Rendell Ian Carr 5tet | 音の本箱から

音の本箱から

一応ジャズがメインになりますが、ジャンルに拘らない音楽レビュー!

 

英国のマイルス・コンボと言われるドン・レンデルとイアン・カーの双頭クィンテット…

本盤は同コンボの2作目に当たる作品…

嘗て日本盤もリリースされたこともある人気盤です。

 

‘66年に英Columbiaからリリースされたアルバムで、メンバーは以下の通り…

 

ドン・レンデル(ts, ss, fl, cl)

イアン・カー(tp, flugelhorn)

マイケル・ガーリック(p)

デイブ・グリーン(b)

トレヴァー・トンプキンス(ds)

 

 

前記のように「英国のマイルス・コンボ」と言われているものの、演奏は同時期の本家よりかなりウェット…

イギリス独特の陰影に富んだメロディーを持つ楽曲もあって、ブリティッシュ・ジャズロックからジャズを聴き始めた私にとってとても聴きやすく且つ懐かしさを感じさせるサウンドに仕上がっています。

 

以下に音源をリンクします。

 

Ruth(A-1)

Prayer(B-1)

Dusk Fire(B-3)

 

 

いかにもイギリスっぽい雰囲気…

確かに紛れもなくジャズなんですが、意外にブリティッシュ・トラッド辺りのファンにも受け入れられるかもしれませんね。