#スルガ銀行問題 シェアハウス代物弁済は「機会の平等」「結果の平等」 の原則適用が基本 | 内閣府認証NPO法人日本住宅性能検査協会 建築・不動産ADR総合研究所

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シェアハウス代物弁済は「機会の平等」「結果の平等」 の原則適用が基本

金融取引における公正(fairness)さが問われる

 

   <代物弁済が行われるとなれば>

■ 一部の個人や特定の団体を利することは出来ない。被害者を差別してはならない。

■ 金融庁の処分対象となった投資用不動産融資も対象とすべきだ。 

 

金融庁行政処分

https://www.fsa.go.jp/news/30/ginkou/20181005/20181005.html

 シェアハウス向け融資及びその他投資用不動産融資に関して、金利引き下げ、返済条件見直し、金融ADR等を活用した元本の一部カットなど、個々の債務者に対して適切な対応を行うための態勢の確立

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<この日経の記事は「飛ばし記事・観測気球」と思われます>

2019/11/20 17:00日本経済新聞 電子版 

シェアハウス借金、物件手放せば帳消しへ 

 

スルガ銀行による不正な融資で過大な借り入れをしたシェアハウスの所有者が、物件を手放せば借金の返済を免除されることで調整されることが20日、分かった。同行のシェアハウス融資を巡っては返済に行き詰まる所有者との係争が続く。同行は創業家との資本関係を解消したのに続き、不正融資問題を解決して不祥事に区切りを付ける。 スルガ銀行は不正融資問題を解決して不祥事に区切りを付ける  スルガ銀行は不正融資問題を解決して不祥事に区切りを付ける 

 

関係者によると、スルガ銀はシェアハウス向けの債権を第三者に売却するための入札手続きを始めたもようだ。投資ファンドなどが、転売可能な価格を見積もって応札する見通し。シェアハウスの所有者が土地と建物を物納すれば、借金の返済をなくすことを債権売却の条件としている。 借り入れには自己責任が伴うものの、スルガ銀による書類の改ざんなどで身の丈を超える借り入れをした人は多い。スルガ銀は被害者補償の観点で物納を受け入れるようだ。ハウスの運営を続けたい所有者は対象外だ。 

 

スルガ銀による不正融資で借り入れをした所有者は会社員が多く、返済に行き詰まっている。 スルガ銀の融資トラブルを巡っては、所有者に家賃保証をする転貸業者(サブリース業者)が昨年1月に突然、賃料の支払いを止めて経営破綻した。

 

介在していた不動産販売業者は周辺相場を大幅に上回る価格で立地条件の悪い物件を販売していた。 スルガ銀のシェアハウス向け融資の残高は2019年9月末時点で1992億円で、所有者数は1200人強にのぼる。

 

債権売却に伴いスルガ銀には損失が出るが、すでに19年3月期に多額の貸倒引当金を計上しているため追加的な財務負担は限られる見通し。 スルガ銀ではシェアハウスを含む投資用不動産向け融資で、審査書類の改ざんや契約書の偽造といった不正行為がまん延していた。

 

旧経営陣は責任をとって辞任し、不動産融資に過度に傾斜した事業モデルの転換を進めている。シェアハウス所有者とのトラブルを解決することで、不祥事対応に区切りをつけ、経営再建を進めたい考えだ。

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スルガ銀行は「代物弁済」においても、「機会の平等」「結果の平等」の原則を順守し、被害者を差別してはならない。

 

(2020.1.9現在、スルガ銀行からの統一見解がでていませんので、その対応は不明です)

 

<参考資料>

金融取引における公正(fairness)の概念から

 

ハ.取引ルールを検討する際の視点

このように、法学における「公正」概念の意味についてはさまざまな議論があるが、本稿において取引ルールのあり方を検討する際にはどのように考えるべきであろうか。「平等」を重視する上記イ.およびロ.の議論を手掛かりとすれば、「公正」概念には「機会の平等」と「結果の平等」という2つの概念が内包されていると考えられないだろうか。

 ここで、「機会の平等」とは、各人に取引機会が平等に与えられること、および、その状態を確保するための環境が整備されていることを意味する。これは、取引締結時に平等が確保されているか否か(事前の平等)を問題とし、その時点で何らかの平等が確保されるよう配慮することが、弱者を含むすべての取引主体の合理的期待を保護し、望ましいとする考え方である。一方、*「結果の平等」とは、取引の結果

に不平等が生じたならば、必要に応じて何らかの是正措置を講じることを意味する。

 

 

出典:

「金融取引における公正(fairness)の概念に関する法律問題研究会」

https://www.imes.boj.or.jp/japanese/zenbun99/kk18-5-1.pdf#search='%E9%8A%80%E8%A1%8C%E3%81%AE%E5%85%AC%E5%B9%B3%E3%83%BB%E5%85%AC%E6%AD%A3%E3%81%A8%E3%81%AF'

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