無風FOMC!?
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FOMCの声明文は以下の通りでした。
『最近の指標は、経済活動が引き続き堅調なペースで拡大していることを示している』
『失業率はここ数カ月、低水準で安定しており、労働市場の状況は引き続き堅調』
『インフレ率はやや高止まりしている』
『委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す』
『委員会は、雇用とインフレ率の目標達成に対するリスクがほぼ均衡していると判断』
『経済の見通しは不確実で、委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視している』
『目標を支援するため、委員会はFF金利の目標誘導レンジを4.25−4.50%で据え置くことを決定した』
『FF金利の目標誘導レンジに対する追加調整の程度と時期を検討するに当たり、委員会は今後もたらされるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する』
『委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける』
『委員会は雇用最大化を支援し、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む』
『金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する』
『もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある』
『委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する』
『今回の金融政策決定は全会一致』
赤文字タカ派内容、青文字ハト派内容で示そうと思いましたが、中立とタカ派の内容だけですね・・・。
声明文は発表後の市場の反応はややドル高の動きのようでしたが・・・
パウエルFRB議長の会見は以下の通りでした。
『経済は全体的に堅調』
『インフレ率は2%の目標に近づいたが、依然としてやや高い』
『失業率は4.1%で低水準を維持』
『政策スタンスの調整を急ぐ必要はない』
『インフレへのリスク、雇用目標はほぼ均衡』
『FRBは金融政策のフレームワーク見直しの議論を開始』
『FRBは夏の終わりまでに見直しを終える予定』
『インフレ目標は見直しの焦点にはならない』
『政策見直し後もFRBの2%インフレ目標は維持される』
『金利についてトランプ大統領と連絡を取っていない』
『金利に関するトランプ大統領の発言についてコメントを控える』
『FRBの政策は適切』
『労働市場は実に幅広く安定している』
『さらなる金利変更を検討するにはインフレの実質的な進展、または労働市場の弱さを確認する必要がある』
『インフレに関する文章を短縮することを選択しただけ』
『インフレに関する文言はシグナルを送るためのものではない』
『移民、関税、財政政策で何が起こるか分からない』
『FOMCはどのような政策が施行されるか見守っている』
『現状よりかなり多くのことが分かるまで行動しない』
『FRBは12カ月間のインフレの進展を確認する必要がある』
『政策金利は中立水準を有意に上回ると言える』
『追加利下げはインフレ2%達成を待つ必要ない』
『現在の資産価格は高水準にあると多くの指標が示している』
赤文字タカ派内容、青文字ハト派内容で示しています。
声明文、パウエル議長のコメントで唯一のハト派内容の『追加利下げはインフレ2%達成を待つ必要ない』ですが、ただ同時に利下げを急ぐ必要はないとのコメントを数多く使っていましたので、基本的には声明文同様ややタカ派なのかもですね。
下記はドル円5分足です。
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FOMCでの声明文、議長会見での上下のブレが60銭程度ですので、今回のFOMCは無風と言えそうです。
昨日の米金利
米2年債利回り:4.2238(0.0289)
米10年債利回り:4.5445(0.0122)
米30年債利回り:4.7825(0.0071)
ややタカ派な声明文や議長会見を受けて米金利は小幅に上昇でした。
NY金5分足
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声明文を受け下落も議長会見時に買い戻され、アジア時間よりはやや低位ですが、ドル建て金市場も基本的には大きな動きはありませんでした。
イベント通過で国内市場が動くとすれば為替市場ぐらいか・・・
<ハンターポイント>
FOMCは無風・・。
ディープシークのネタが・・まだ出るか・・結局パクリだったようですけど・・・
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