1週間前のことになりますが、とても心に残ることがありました。

 

 9月23日(日)に、名古屋で行われた「彩ふ読書会」に参加させていただきました。

 7月にも名古屋で行われたのですが、その時は仕事の都合で参加できず。

 今回は何はさておき参加したいと思いました。

 

 この「彩ふ読書会」は大阪で始まった読書会ですが、活動は次第に広がり東京、名古屋、福岡でも開かれるようになりました。

 この読書会を主催しているのーさんとはブログで知り合いました。のーさんのブログ(ののの@彩ふ読書会)はよく読まさせていただいてます。でも、実際にお会いするのは初めてです。そういう意味でもとても楽しみにしていました。

 

 読書会の参加についてのーさんからメールが送られてきました。

 そこには予約の確認とともに会場の地図やそこまでの道順案内の動画まで添付されていました。のーさんの細やかな配慮をそんなところにも感じました。

 きっとそうした細かなところまで気配りの上にこの読書会はあるのだろうなと思いました。

 

 そうしてたどり着いた会場で、のーさんと初めての対面。

 「おたまですけど」

 「のーさんです」

 これだけで何だか心が通じてしまう。もうすでに「いいなあ」と思ってしまいます。

 

 今回の「彩ふ読書会in名古屋」について、のーさんがブログでまとめてくださってます。

「彩ふ読書会」の目的等も書かれていています。まずはこちらを読んでください。


 

 最初はちょっと緊張していましたが、皆さんの紹介を聞いているうちにそんなに気にならなくなってきました。

  参加された方は若い方が多く(私が年なのですけど)、けれど本への思いは年齢などは超えてしまいます。

 皆さんの紹介された本は読んだことのない本ばかりでした。

 でも、それぞれの本の紹介を聞いてると内容がとても面白そう、あるいは気になるものばかりで一度読んでみたいなと思えてきました。

 

 私が紹介したのは、このブログでも紹介してきた「神聖喜劇」でした。

 のーさんのブログにも書いてあるように、5巻という長い物語です。

 短い時間でその面白さや感動を伝えるのはとても難しいことです。

 十分に伝えられたか自信はありません。

 でも、皆さんしっかりと聞いてくださって、それは嬉しいことでした。

 ほんの少しでも興味をもっていただけたらいいなと思います。

 

 私にとって最も印象的だったのは、『智恵子抄』(高村光太郎)を紹介された若い女性の方です。

 高校生の頃に、先生からいただいたという一冊の『智恵子抄』の文庫本。

 それを英語劇でも使われたということ。

 その方は、今もその文庫本を大切に持っていて、何度も読み返されているということです。

 文庫本は確かに色も変色し、ページも何度も読み返したあとが感じられました。

 『智恵子抄』の文章のいくつかを暗唱してくださり、また一部英語でも語ってくださいました。

 そして「私にとって教えられることが多い本ですし、お守りのような本です」と言われました。

 このように一冊の本がその人の心の奥深くまで、生き方まで動かすことができることに改めて感動しました。また、その方にとってこの本との出会いは幸福であるとも思いました。

 

 

 「彩ふ読書会」の目的には

 

 家庭でもない。

 職場でもない。

 貴方にとっての、第三の場所

 

と書かれています。「一つでも自分がホッと出来るような居場所」を作ること。

 こうした目的は達成されていると思います。

 そして、本好きの方にはたまらなく魅力的な場所でもあります。

 参加された方はきっと、ここに来てくつろげると感じるだろうし、自由も感じることでしょう。

 そんな場所を設定してくださったのーさんには感謝しています。

 その設定の上で、ご自分の意見を述べられた参加者の皆さんとも素敵な時間を共有させていただきました。

 

 このような「彩ふ読書会」に参加させていただき嬉しく思っています。

 これから長く続けて行かれることを願います。

 また次回、ぜひ伺いたいと思っています。