今回は前々回の続きで各ハウスメーカーの対応などを書いていきます。

 

当初は目先の金額重視だった我が家でしたが、各ハウスメーカーと打合せをしていくうちに

アフターサービスやランニングコストについても重視していくようになりました。

例えば近所の工務店では10年までしか保証が無く、対してミサワホームなんかは30年の保証がついていたりします。

これが結構大きくて、住友林業の担当者からいただいた資料では30年間で約1,500万円程

ランニングコストが変わってくるそうです。(対工務店の家)

工務店で建てたら最初は安いけど長い目で見るとハウスメーカーで建てたほうが得のようです。(どこまで信用していいものかはわかりませんが。)

最初は高いかも知れないけど、もし私が死んでも家族の負担が減るのであれば保証が長い方がいいと考え方も変わってきました。

この時点で工務店にはお断りを入れ、ハウスメーカーで家を建てる決意をしたわけです。

 

余談ですが各HMが出してくる保証の資料ですが、30年まで書いてあると思います。

これは29年11ヶ月までの金額ですので注意して見てください。(可能であれば30年目ぴったりの時はいくらくらいかかるか確認してもいいかもしれませんね)

 

私が知る中で基本の保障期間が長いのはミサワホームとトヨタホームの30年です。同じグループ会社だから一緒ですね。

積水ハウスはユートラスシステムというよくわからない制度で、10年毎の点検時に必要とされる有償の修理をして保証の延長料を支払うと10年保証が延びます。これが繰り返されて一生保証されるようです。

 

また土地に関してですが、HMの見積を待っている間に他に取られてしまいました・・・

絶対にその土地がよかったわけではなく、とりあえず各HMの金額を知ろうとして選んでいた土地だったので、ある程度覚悟していたこともありすんなりと諦めが付きました。

結局積水ハウスの分譲地を契約する事に・・・その話はまた後ほど。

 

さて上記をふまえて各社の対応状況ですが、

 

■パナホーム

間取りも外観もあまりしっくりこなかった。そして金額が一番高かった。

もっと下げられますと言われましたが、土地が先を越されてしまい積水ハウスの分譲地を契約した旨を伝えお断りしました。

 

■ミサワホーム

間取りも外観も完璧だった。特に妻は一目惚れし、我が家のプレゼン資料に書いてある要望をほぼ満たしてくれた。金額も安かった。

しかし、工法がMJウッド工法という工法でパネル工法では無かった。パネル工法の方が丈夫みたい。(詳しくはわかりませんが・・・)

とりあえずパネル工法で再見積依頼。その後土地事件があり、同じく積水ハウスの分譲地を契約した旨を伝えお断りしました。

 

■一条工務店

金額が他のHMに比べるととても安い。(ismartという商品)

しかし、間取りも外観も好きになれなかった。また一条工務店はとても制約が多く注文住宅らしくない感じがしてしまいました。又、他社のように設計担当だ、インテリアだとか全く無く、ずーっと同じ人が相手でした。後、めちゃめちゃガツガツ来る人でちょっと引いてしまったというのも理由の一つです。(契約契約とうるさかった)

値段はとても魅力的だが、他のHMと比べてしまうと少し見劣りしてしまうと感じてしまった私・・・(決して嫌いなわけではありません!積水ハウスの担当者も性能は勝てないとおっしゃってましたね)

しかも、大変失礼な事にお断りの連絡をしておらず、今でも電話や手紙が来ます。

全部無視してごめんなさい。

 

■積水ハウス

最大手だけあって担当者も知識豊富、フットワークも軽い、レスポンスも早い、我が家への扱いがすごくいい(笑)、ご飯おごってくれる、住宅購入のタブーとされる「人」で契約したようなものです。(嘘です。担当者はあくまでおまけです。組織として信用できました)

慎重な我が家が契約にいたるだけの理由も勿論あります。

 

・なにが他社と違ったのか?

我が家には現金が全然ありません・・・もちろん親からの援助なんてものも1円もありません。

通常土地を契約するにもHMと契約するにも大体10%くらいの契約金が発生します。

契約金は通常は100万円くらいなんでしょうか?

そんな金無いですと正直に話すと、上司に交渉してくれて10万とかでも全然OKですとおっしゃってくれました。

通常契約金の役割としては、契約した後に何か施主側のトラブルがあり家が建てられなくなった場合に、今までかかった費用の補填する為にあると思いますが、それが10万とか小額になると仮に施主が夜逃げでいなくなったとして、それまでにかかった費用は積水ハウス側が負担することになりうるリスクがあります。

(通常はありえないと思いますが他に例えが思いつかなくって・・・)

他社でも最低100万はないと無理ですね~なんて言われてました。

 

また、通常は細かい家の仕様だとか間取りだとかは契約後の打合せで決めていきます。

だから契約後にいくら金額が上がったとかよく見るわけですが、積水ハウスに関しては契約前にとことん詰めてからの契約でいいですと言ってくれました。

他社はまず契約を。と言ってくるはずです。

我が家の担当者は高い買物だし、とことん納得して家作りをしてもらいたいと考えをもっておられる方でした。おっちょこちょいなところもありますがね。

 

その言葉に甘えて何度も間取りを書き直してもらったし設備なども何回もショールームに連れて行ってもらったし(一緒に来てくれました)、通常はバスツアーで参加の夢工場なんかも我が家には赤ちゃんがいるからとレンタカー借りて連れて行ってくれたし、打合せのたびにお菓子買ってくれるし・・・とにかく気持ちよく家作りを進める事が出来ました。

積水ハウスの図面には右下に番号がついていますが、これは図面を描いた回数のようで、我が家の担当者曰く、自身の客で過去最高は44回だったそうです。

しかし、我が家の場合には契約前までにすでに45回くらいいってました・・・

これからまだ内装の打合せとか細かい打合せがあるのでゆうに50回を超える勢いです(笑)

 

また冒頭でお伝えしましたが、土地が先を越されてしまった時に、積水ハウスの分譲地を紹介してもらいました。まんまと向こうの思惑に乗ってしまった感じですが、この土地も中々いい土地で値段は高かったですが仲介手数料がかからないし、周りも積水ハウスだし、これから間違いなく価値が上がる土地だと言われたし(あまり信じてないけど)、南向きだし、目の前は公園が出来るといいことが沢山ありそうなので思わず契約しました。

土地の契約後3ヶ月間建物の仕様が気に入らなければ白紙に出来ると契約書に書いてあった為、とりあえず土地だけ契約しました。

 

と、まぁまたまた時系列がめちゃくちゃな文章でしたが、頑張って書いてみました。

次回からは積水ハウスとの歩みについて思い出しながら書いていこうと思います。

早く追いつかなければ!!

 

 

 


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