8月2日に大相撲7月場所の千秋楽を迎えました。



照ノ富士にも優勝してほしいし、
初場所で徳勝龍と優勝を争った、そして前日に照ノ富士によい相撲を見せた正代に待ちに待った逆転優勝も期待したいし、
大関にあがり、気合いの入った朝乃山の優勝もいい。。

御嶽海のここぞの強さはピカイチだから照ノ富士にもし勝てば、十両の巴戦(6人で決定戦。しかもみんな立浪部屋力士が残るすごーい!)みたいに最後までわかんないのもいいなと思ったけど、
誰が勝っても素晴らしいから、もうみんな応援しようと天に委ねて見ていた。



結果、照ノ富士の渾身の取組であっさりと優勝決まる。


祖父んちであったり、家で父が見ていたのでだいぶ前から、大相撲の放送がついてたら何となく見てはいた
が、はまって見出したときには照ノ富士はもう怪我で番付を落としていた。なので彼が苦しい時代をリアルタイムでよく知るわけではないが、
優勝まで勝ち取る実力があり、大関にまでなった人が怪我と病とはいえ、遥か下の序二段まで番付を落としてかえり入幕を果たしただけでもすごいのに、
再入幕直ぐに優勝を成し遂げた。





竜電もそうだけど、致命的な怪我をし、一時諦めながらも何年もかけて忍耐で結果を出し、番付をあげ、幕内定着して活躍。。
これだから相撲はおもしろい!




強いとかパフォーマンスとか、キャラとか可愛さとかも面白いけど、
生きざま、真剣な姿をまざまざと感じられてただただ尊敬する。励まされる!



照ノ富士の苦しみは想像し得ないほどであろうが、
私も私のドン底を3年ほど過ごし、心が張り裂けそうで、体が半分もがれるような、
闇のほうしかめがむかないようなきもちで這いつくばって、希望を持てない、ちゃんと生きてないような時間があった。



やっとそこを抜けられた、自分なりに苦しみを超えられたからからあのときがあってよかった、と今となっては思う。
何なら、あのときがあったからこそ今があるとも思う。宝物である。
(でも同じ時間はもう要らない!笑。)




照ノ富士関ご本人も優勝インタビューで、関脇で初優勝したときと、
艱難辛苦を乗り越えての今回の優勝は感じるものが違うと言っていた。





『続けてきてよかったなと思っています。

いろんなことがありましたけど、最後にこうやって笑える日が来ると思って信じてやってきたので、一生懸命やればいいことがあると思っています』

自らの力で成し遂げた照ノ富士がいうからこその実感あることば。




だって、信じるって実は難しい。

一瞬はできる。でも信じ続ける、信じ抜くのは弱さや不安などと葛藤しながらもそれでも信じる、を選択し続けないとできないから。



不安や苦悩の渦中にいるときに、もがきながらも信じよう、自分の思いを貫こうとするのは本当に難しい。





照ノ富士が

『支えてくれた方のお陰です。』と家族、親方、女将さん、部屋の仲間、応援してくれる人に感謝を表していたが、

自分だけで決して生きていない、どんな時も誰かの力や存在に助けられ、生きているとわかる人とそうでない人も強さが違ってくる。


人としての、大きさ強さの方の強さ。

どんな名のない人でも偉い人でも、老若男女問わずみーーんなそう。私もあなたも誰でもそう。



照ノ富士自身が周りの人の支えを得ながら戦い抜いて、苦しかったときを財産に変えた瞬間を見せてもらえて、いち視聴者として感謝とこころからの拍手を贈りたいです。


ひたむきな姿はやはり尊い!




十両も幕内も本当によい千秋楽だった❤

明生、優勝おめでとう!順当とはいえ、すぐ戻ってきてくれてうれしい!

矢後ちゃんーーーーーー!

待ってる!


これまた、大きな怪我で幕下まで番付落としてた千代の国が優勝したのもうれしかったえーん

待ってるよ!









https://twitter.com/NhkSumo/status/1289923928954216450?s=20


予想以上の相撲ロスや。