落合莞爾氏の著書が、これまで読んでた古代史や近代史では、

もっとも納得性が高い。

 

アマゾンでの落合莞爾氏の書籍評価では、

「京都皇統から」とか「さる筋」とか姿かたちが見えないところから仄聞(そくぶん)した、

ともっともらしいことを言って、内容は突飛すぎる、という評価もちらほらある。

 

これについては、落合莞爾氏が書いているように、

であれば、あなたの先祖も伝承でしかない場合は誰が証明してくるのか、

という話。

 

そして、新聞でも情報なんて好き勝手いじられているのに、

歴史については教科書を信じ切るのもおかしな話だろう。

 

ということで、落合氏の本を読んで、記紀について。

 

・神代はあまり気にしないでいい様子

・高天原は、北肥後にあった

・人代になったら、事績はそれなりに信じていい様子

・書かれたことより、書かれなかったことにこそ秘密がある、

 と考えるのが洞察。

 事績が書かれていないからいわゆる「欠史8代」として、

 架空とするのは愚の骨頂。

 自虐史観刷り込みの一環が、半島優位説の流布。

・欠史8代の中の皇族から生まれた氏族が「臣」の姓を得ている。

 「連」は、天孫に従ってきた有力豪族。

 鳥越憲三郎氏の説は正しい。

・ただし、系図については、継ぎはぎがある

 しかし、Y遺伝子については、ウバイド王統で繋がっている

・皇統は原則直系相続。

 兄弟相続が一般的など唱える学者や歴史家は噴飯もの。

 兄弟相続はエジプト流の系図操作の可能性がある。

・古事記は国内向け、日本書紀は海外向け、というのはやはりその様子。

 多人長説についての言及はないが、古事記が712年、日本書紀720年は

 彼も特段の疑義を呈していないので、それでいい様子。

・聖徳太子は実在するし、聖徳太子は竹田皇子。

 (聖徳太子不在説も、外国勢力による日本弱体化施策の一環)

 

他にも色々あるが、とりあえずこれくらいで。

 

ずっと自分に、記紀はそのまま読めばいいのです、

と諭して下さっていた方がいたのだけど、今更ながら反省。

申し訳ありません。

 

一人でも多くの日本人が落合莞爾氏の書籍を読み、

正しい(であろう)日本の古代史と近代史を知っていくことを願いたい。