🐨コアラです。


 かかりつけ医のクリニックの『ストーマ外来』、高齢者男性にとって『排泄障害者』と言うのはやはりプライドが邪魔をするようで・・・。

 まず、『人工肛門・膀胱造設手術』を受けた事に関しては、すべてが『運』。
「もしかしたら他の方法があったのではないか」
と考えても『後の祭り』。もしかしたら近くの病院にその方法があったかもしれない。だが病院を選んだのは『自分自身』、主治医が決まったのも『運』だし例え主治医の手術前説明が、
「何書いているのかわからない」
でも承諾して手術を受けたのも『自分自身』。考えても仕方がない、悩んでも仕方がない。
 人間、食べれば排泄するのは当たり前。人間食べなければ餓死するわけで、排泄しなければ・・・。
(多分破裂する?)

 覚悟はしていたとはいえ、自分の腹部に大粒の梅干し、ストーマが出来ていれば衝撃を受けると思います。そのストーマから排泄物が出てくれば尚更の事だと思います。
 でも人間、食べたら消化されなかったものは排出しなければならない。その排出口を下腹部に造設されただけの事なんです。
 🐨は『S状結腸ガン』、幸いにして再発転移は無いが『永久的ストーマ』。もしも『大腸ガン』だったら『一時的ストーマ』だったかもしれないし『胃がん』や『肺ガン』だったら『人工肛門造設手術』は施術されていない。
「何故?」
 考えても無駄な事。『人工肛門造設手術』の施術を承諾した事は賢明な事。
「他に治る方法は無いのか?」
 仮に『ガン』だった場合、その期間も進行し命の危険が増すのです。
 オストメイト生活になったのは『命の代償』であり『長期間の疾患との決別』なのです。

 考えれば考えるほど否定的になり最悪『うつ』になりかねません。何事も『ケ・セラ・セラ』であり『野風僧』でなければなりません。
 いくら考えても『永久的ストーマ』になった以上どうする事も出来ないのです。
 少しでも快適なオストメイト生活を送ろうではありませんか。