ようやく4月になりました!
テレビでは、東京の美しく咲き乱れるサクラの映像が連日流れていますが…
ここサッポロでは、「これが4月!?」と思うほど、たっぷりと雪が残っています。
それでも、屋根に連なっていた「つらら」は、すっかり姿を消し、晴れやかな青空が見えています。
雪雲でどんよりしていた空から、次第に深い青色の空が見え、ワクワクします。
一方で、小学生の頃に始まり、大人になって仕事を始めても、いつも4月は憂鬱でした。
それは、気持ちが空回りする時期だったからです(笑)。
日ごとに日は長くなり、「春だ~!」と嬉しくなるこの季節は、クラス替えや異動により、
スタートシーズンの4月は、新しくものごとを決める時期です。
本稼動に入る前の準備期間で話し合いや会議が多く、私にとっては、どんどん突き進みたい衝動に駆られるなかで、走り出せない状況にやきもきする毎日でした。
いまとなっては、そのような期間をできる限りゆっくり楽しめばいいのに!と思います。
しかし、そう思い至るまでにずいぶん時間を費やしました。
このため、かなり長きにわたり、春は私にとって最もニガテな季節だったのです(笑)。
今年は、「春なんて、本当に来るの?」とさえ思うほど、特に極寒・豪雪の厳しく長い冬でしたが、それでも春はやってきました。
先日、雪割りで造った小川(おがわというより、超こがわ!)も次第に川幅(雪が解けてコンクリートが出た部分)が広くなり、水量(雪解け水)も多くなっています。
耳を澄ますと、「ちょろちょろ」と雪解け水が流れる音がするほど♪
今も家の外ではどこからか「ザクッザクッ」「カツン、カツン」という雪割りの音が聞こえてきます。
今も少しだけニガテ意識が残っていますが、多少憂鬱でも、春はやっぱり春!
ときどき青い空を見上げては、春本番に向けて、どのような助走体制で進もうか、と思いを巡らせつつ、今日も雪を割っています。
WetlandHokkaido