箱根駅伝の前に繰り広げられる一大リレー。

横浜ロイヤルパークホテルの年末は、松田聖子さん→鈴木雅之さん→さだまさしさん、ときて、アンカーが私DJ OSSHYへとバトンが渡されます。

不動のメンバーで、2012年の大晦日から5年連続で務めさせていただいた、

横浜ロイヤルパークホテル 70Fシリウスでのカウントダウン&NEW YEARパーティー。

5年目の節目で臨んだ今回のカウントダウンは、過去一番完成度の高いセレモニーで、

無事大役を果たせた気がします。

この日は、午後にRADIO DISCO 3時間の生放送があったので、コンディション的には、

かなりキツイ体力状態でした。

完全には頭の中が切り替えられない中で、個人的には2016年最後の力を振り絞って、

出し尽くしたカウントダウン・ナイトでした。

無事に新年を迎えられ、ご来場下さった皆様と共に、満面の笑顔で「その瞬間」をご一緒出来たことは、何よりも幸せな時間でした。

ご来場下さるお客様全員への、幸せへの架け橋役だけでなく、一年間にわたって、横浜ロイヤルパークホテルで働いてこられた、従業員全ての皆さんへのねぎらい、お仕事の締めくくりの号令をかける大役です。それは、並々ならぬプレッシャーの中で進行します。上手くいって当たり前。失敗したら一年間のお仕事の打ち上げ花火が不発に終わる感じ、といったらいいでしょうか・・・。

決してここまで、全てが順調なセレモニーではありませんでした。過去、カウントダウンの時間がズレていてバタついたり、ハッピーバースデー!と間違って言ってしまったり、インフルエンザを患ってしまったり。2年目、3年目はミスが続きましたが、会場の皆様が温かい声援を送って下さり、「笑い」に変えて下さいました。帰宅してから、悔し涙をたっぷり流しました。

リベンジの強い気持ちで臨んだのが、一昨年4年目のカウントダウンでした。2回連続でミスをした自分に、再度チャンスを下さった横浜ロイヤルパークホテルの主催者の皆さんに、心からの敬意を払いながら、極限の緊張状態で臨んだセレモニーは無事成功。リベンジを果たせました。 そして、年が明け、次のオファーはまだ決まっていなかった中で、私の中では既に、「どうしても5年目の節目。5回目までは務めたい!」という強い気持ちが芽生えていました。マネージャーに、この「5年目の節目」への強い思いを是非アプローチして欲しい、と半年間伝え続け、念願叶ったのが今回のカウントダウンだったのです。

それだけに、今回のカウントダウンは、4回目同様に思い入れもひとしおでした。
5年連続、皆勤でご来場下さった方々、初めてご来場下さった方々、1年間さまざまなリアルな現場でお会いした、顔なじみの方々にも支えられ、「気持ちが一つ」になれるカウントダウンを一緒に過ごすことが出来て、本当に幸せでした。

2016年の踊り納めと、2017年の踊り始め。このリアルな現場を共に過ごせた100名のお客様は、私にとってかけがえのない仲間たちだと思っています。

新年の一曲目は、考えに考えたあげく、「FREEDOM / WHAM」を選びました。

2017年も80sミュージックの素晴らしさが、引き続き受け継がれて、80sディスコが盛り上がるように。ダンスフロアは自由な場所。自由に踊る皆さんが主役の場所。“ミスター80s”のジョージ・マイケルへのリスペクトの気持ちも込めて、FREEDOMを選曲しました。

私の名相棒、「トナカイ・ジョージ」も、本当に年間通じて頑張ってくれました。

トナカイ無しで、サンタさんはソリに乗れませんし、プレゼントを運べません。

私が音楽のプレゼントを皆さんに贈れるのは、トナカイ・ジョージさんが、安心・安全な現場に運んでくれるからです。

この事は、すべての関係スタッフにも言えることで、日頃、自分が万全な仕事が出来るのは、

裏で、影で、サポートしてくれている家族や、事務所スタッフ、常連のお客様たちがいてくれるからです。改めて、周囲にいてくれる「ロッド・テンパートン」たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

私失敗しないので by 大門未知子

私一人じゃ何も出来ないので by DJ OSSHY

 

今回のカウントダウンイベント。最後の御礼ご挨拶の際、私は言いました。「もしも、今年、6年目のカウントダウン。この場に私がいなかったら、NHK紅白の審査員に選ばれたからだと思ってください!!」と。 紅白の審査員と価値が同じくらいに、それくらい、このカウントダウンへの思い入れは強いのです(笑)。横浜ランドマークタワー最上階。100名限定の、こじんまりとした、アットホームな、いい大人たちとのディスコ・ミュージック・カウントダウン・ナイト。

重厚感とカジュアルさ、デジタルとアナログの融合を兼ね備えた、品格ある超一流ホテルの雰囲気の中で、全員で一体感を味わうことが出来るカウントダウン。

私の中では、紅白の審査員と比べるのは必然です(笑)

 

出し切った感のあったイベント終了後、なんと、ホテル主催者さんから、「私の人事異動が無い限り、今年もお願いしたい!紅白の審査員に選ばれたら仕方ないですが・・・」と言って下さいました。

一年の節目、ホテルの重要イベントの、肝心要の瞬間を過去2回ミスした自分にとって最高の新年明けてのメッセージでした。社交辞令でも嬉しかったです。

末長さんありがとうございます<m(__)m>

 

今だから言えますが、カウントダウンをミスをした年は、2年間、その年の上半期が

精神的にとても辛かったんです・・・。そう簡単には頭を切り替えられず、ゴールデンウイーク前くらいまで引きずったものです。

悔しい思いをバネに、改善策と練習を繰り返し、インフルエンザの予防接種も早めに済ませるよう学習し(笑)、おかげで去年からは穏やかな年を過ごすことが出来ています。

今年も、締め切り仕事に追われながらも、心は穏やかでいれる新年になりそうです(^^)/

 

「失敗は、諦めないで学習すれば、成功のもと」 byしくじり先生 DJ OSSHY

 

今年も、何度となく失敗をすることでしょう。でも、その都度、学習して、練習して、

目標に向けてチャレンジを続ける年にします。