初開催THE CLUB御礼後記

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昨日は、90年代CLUB全盛時代のサウンドをワンナイトで再現することを目的とした

新イベント、Back To The 90s 「THE CLUB」でした。


80年代のディスコから、音楽ジャンルが枝分かれし、ジャンル別の専門性が追及

されるようになった90年代。


例えるなら、百貨店から専門店へのニーズが、ディスコシーンでも活発化した時代です。


R&B、HOUSE、レゲエ、ロック、ジャズ、テクノ、ラテン、・・・・etc


従来の大箱ディスコでは、さまざまなジャンルが流れる「幕の内弁当」的な選曲が主流だったところが、

R&Bだけ聞きたい!ハウスだけで踊りたい!ロックだけで弾けたい! そんな人々の次なる欲求が

爆発した90年代でした。


大箱と並行して、ジャンルカラーの強い小箱のクラブが乱立し、全国にクラブカルチャーが形成されていきました。


私は、90年代は、120%、ブラックミュージックをベースとしたR&B、HIPHOPの専門DJへのスタイルを

追及するようになり、大箱ヴェルファーレでは珍しく、R&B DJとして長年レジデントで起用されました。

六本木ヴェルファーレ、六本木R-HALL、麻布SEVEN、横浜LOGOS、西麻布RUBBERをメイン拠点として、R&B街道まっしぐらの時代でした。


もちろん、今回のイベントでは、その頃の90sR&Bを少しでも再現するつもりで2パート臨みました。


DJは100%HOUSEのGIONさんと、100%R&BのOSSHYが共演する形を軸に、絶妙なオールミックスバランスで両ジャンルの時間をコーディネートする御大AKIRAさんの3名で進行。

オープニングDJは90年代NYに在住していたmamiさんのHOUSEで幕を開けました。


初回を終えて、さまざまな課題や反省点は当然あるものの、選曲構成面においては、当初私のイメージ通りの90sCLUBサウンドが演出出来たのではないかと思っています。


HOUSE×R&Bの半ば強引な企画ではありましたが、5時間全体がBACK TO 90sで無理の無い

グルーヴが保てた気がします。


HOUSEタイムも、R&Bタイムも、お客様の入れ替えが少なく、ALLタイムでダンスフロアがキープされている光景が感動的でした。


意外と思われる方も多いかもしれませんが、今回、私が一番こだわって、トッププライオリティでかけたかった曲は、実は、「MISIA」と「宇多田」でした。

“邦楽かよ!” と思われた方! 90年代の日本のクラブシーンでは象徴的なアーチストですから。

90年代のR&Bシーンは、R&Bフレーバーな邦楽アーチストたちが続々と誕生した時代でもありました。


45分間×2パートにおいて、膨大なかけたい曲の中から、「つつみ込むように」と「AUTOMATIC」をセレクトしました。

R&B REMIXバージョンも全盛期だった90年代。必ずと言ってもいいほど、楽曲にはREMIXバージョンがくっついてリリースされる時代でした。

でも、この2曲は、私はオリジナルが一番好きです。


前半パートでは宇多田をかけ、後半パートはMISIAからスタートしました。

まさに、現場の箱では、ここ数年かけていない展開で、完全に90年代にタイムスリップしたDJプレーで

集中出来ました。


枝分かれ、専門ジャンルの多様化したクラブ時代、全ての音楽ジャンルを取り込む再現はさすがに

無理なため、今回はHOUSE×R&Bを基軸に企画しましたが、ロックやラテンなどのブレンドがあっても

面白いかもしれませんね。


今回企画した、最近では滅多に無い、ワンナイト90sサウンドの魅力。是非、当時リアルな世代にも大勢知って欲しいし、体感していただきたいなぁ、と心底感じました。


当時90sクラブ時代をリアルで体感し、支えた世代は、現在30代後半~40代前半といったところでしょうか。育児やさまざまな物理的事情で、夜の外出がなかなか出来ない世代かもしれませんが、たまには、

カラオケボックスや居酒屋をお休みして、90sCLUB時代の空間も味わってもらえれば嬉しいです。


TLC、SWV、BLACKSTREET、ELISHA LAVERNE、BLACKBOX、SYBIL、49ers、TECHNOTRONIC、CARON WHEELER、JOMANDA、・・・・・etc。 彼らのサウンドが皆さんのお越しをお待ちしています!(^^)!


次がいつあるかは未定ですが・・・・(笑)


次があるにしても、無いにしても、本年2014年に記念すべきイベント企画が実現出来たことを嬉しく思います。

ご来場下さった皆様、ありがとうございました。<m(__)m>