掃除の仕事を始めたいきさつ | ossanviewのブログ

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アラフィフのおっさんが思ったことをつづっています。

わたしは掃除の仕事をしている。

 

自営業で長年細々とやってきた。

 

ついに昨日、名刺をリニューアルすべく事務用品の店に行ってきましたニコ

 

この店で名刺を作って以来だから約15年ぶりかもしれない

 

その事務用品店はまだ潰れていなかった

 

よかった!

 

屋号はだれでも思いつくようないたって平凡なもの。

 

最近、その屋号を変えようかと思い新たな名前もいろいろ思案したのだけれど

 

名称変更の諸手続きを考えると面倒そうなのでこのままでいくことにした。(振込口座、社判変更などなど)

 

まあ20年もやってると関係者にはもうこのダサい名前で通ってしまっているからいいかと言い訳しつつ。

 

自営を始める前もホテルで清掃のバイトをしていた。

 

20代の頃仕事の大半をそこで費やしていたせいか

 

今でもときどきそのホテルで清掃をしている夢をみることがある。


ベッドメイキングではなく


宴会場やロビー、レストラン、カラオケボックス、バックヤード、外周など


守備範囲はかなり広いガーン


1日中ホテルの内外を歩き回ってる感じだ


ある時


風邪かイルフルが流行ってほとんどの清掃スタ


ッフが仕事をやすんだ時があった


信じられないだろうが


巨大なホテルをの清掃をなんとか2人でこなしたのだ


疲れたが刺激的で楽しかったニヤリ


それが若さなのだろうか


いまふと思い返して、なんて呑気だったのかと


自分に呆れているぼけー


他3名位は休んだはずだ


その分の手当を要求すればよかったよ全く!



ホテル業界は厳しい


清掃会社がホテルの地下に


事務所と更衣室と倉庫を借りて


働きアリにようにやっていたのだが


経営が上手くいかず清掃会社が何回か変わった


その度に従業員は引き継いでもらえるのだが


それを期に時給を減らされたりもした


そんなとき指差し


悪友の勧めで独立することになったのだ

 

「ハウスクリーニングの仕事があるから独立すれば~?」的な軽いものだったと記憶しているが

 

ホテルの仕事に辟易していた僕には渡りに船としか考えられなかった。

 

今考えればそれが良かったのかもしれない。

 

おバカで調子に乗っていた僕は妻の反対を軽く押し切った

 

だが始めたがいいもののなかなか大変!

 

汚い部屋を一定の時間できれいにしなければならない。

 

どれだけ汚くても金額は一緒なのだ。


だいたいクルマで1時間くらいのところに現場が集中し


ている


大きな現場は悪友と一緒にやっつけた


悪友といってもひと回りも年上の男だ


ふたりともワインが好きだったので


意気投合して毎晩のように飲んでいた


彼は若いときに暴走族の旗持ちをしていたらしい


身体もガッチリしている


私はどちらかというとひょろっととしている


アバラが浮き出ているほど痩せていた


そんな私も


今は立派にオッサンの体つきだ


腹が出て久しい。


ハウスクリーニングも彼から教わった


そんなこともあって


作業中何かあるとなぜか


私がいつもクレーム対応に回された


たとえば


ベランダを掃除していて階下に水がはねたなどの類だ


私も何の不思議もなく謝りに行っていた


ほんとうに重ね重ねお人好し体質だと


いま書いていて自分を客観視する。


もう懐かしい思い出である。

 

今ではお店の床にワックスを塗って光らせたり

 

ビルやマンションの清掃が多くなっているので

 

ごくたまにハウスクリーニングの仕事が入るとかなり気が重くなる。

 

でも掃除の基本はハウスクリーニングから学んだことも多くあるので

 

そんなときは初心に帰り作業にあたる。

 

いま自営業者としてやっているのは


悪友のおかげだ ショボーン