校内には校内で使えるWi-Fiがある。
校内でモバイルルータの使用やテザリングはしないこと、と、おそらくオリエンテーションで説明があると思う。
→ついでにWi-Fiに接続する機器は1人1台まで、とも言われた。
で、困ったことに「校内Wi-Fiの電波が悪いな」というところは、場所によっては確かにある。しかし、そのときにモバイルルータやテザリングは更に接続を悪化させてしまうことがあるので注意しよう。
スマホの電波はいざしらず、Wi-Fiはかなり局所的な用途(出力も弱い)で使われるため、サービスされるエリアが結構狭い。それをカバーするには複数のWi-Fiルータでカバーするのだが、それぞれ「チャネル」というものがある。テレビのチャンネルと似ており、機器が放送局のように振る舞い、チャネルを持つことになる(だいたい周囲の状況に応じて空いているチャネルを取得するようになっているはず)。
ただ、そのチャネル数は結構少ない。11b/11gで確か13チャネルだったはずで、それも近いチャネル同士は干渉するので、互いに物理的距離が近いチャネルほど離れたチャネルを使うことが推奨されていたはずである。
さて、学校内で設置している機器以外に「勝手な放送局」が増えると干渉して自分の機器だけではなく構内の通信速度速度が低下する、最悪繋がらない、という状況に陥ってしまうことがある。
テレビのチャンネルと似ており、と先ほど記載した。異なるところは、テレビは電波を投げっぱなしであるため、受信者の増減によって何ら変化は起きないが、Wi-Fiでは電波を使ってやりとりをするので、接続している人数によって通信速度が左右される。これはスマホの電波も同様で、一つの基地局に接続先が集中するとパンクして繋がらないこともある。
余談ではあるが、入学以降、通信回線のパンクは金曜夜の新宿で経験がある。少し移動したら大丈夫なのだが、いわゆる飲み屋ビルの付近では全くといって駄目であった。人が混雑するエリアではそのようなこともあるので、待ち合わせ場所は事前にしっかりと決めておく方が無難である。
→私の時の場合、「金曜の夜の新宿」「初めて会う方」だったものの、店名、予約名と時間、人数はSNSで届いていたので心配していなかったが、当日店舗に着くと「予約名で該当なし」「人数で該当なし」で、電波の繋がらず連絡が取れずに困ったことがある。(結局、似た予約名の所の近くまで行ったら顔見知りが一人参加していて、そこだと分かったという…)
なお、チャネルに関して実務でやっている訳ではなく、頭から引っ張り出した知識なので、若干間違いがあるかもしれないが、誤りに気づいたら訂正します。
構内の通信網が改善されると嬉しいが、予算との兼ね合いもあるだろうし、なかなか難しいのではないかと思う。
たぶん生徒たちの工夫で学校の出費を抑える策はあると思うので、協力できるものならしていきたいものだな、と思っている。