こちらの記事の続きです。
探偵さんから課された宿題..........
それは
「旦那の観察日記をつけなさい」
( 旦那さんの帰宅時間、機嫌、夕食食べるか否かなどなどを記録に残しておいて下さい。そうすれば、これから先、戦うための大切な資料となります。)
これがなかなか精神に響く、キツいものであった
旦那の帰宅時間は大体いつも23:30すぎ。
ちなみに定時は18:00。
旦那の帰宅時間は大体いつも、
もうすぐ1歳になる長女の夜泣き対応に追われていることが多い
夫婦と子供の寝室は2階にある。
長女が泣き出すと、長男を起こしては可哀想なので、私いつも長女を抱っこしながら寝室から廊下に出る。
廊下には、外の景色を見る為に特注した大きな窓がついている。
その窓から私は毎晩のように、23時を過ぎると、長女をゆらゆら抱っこしながら、家から400メートルほど離れた大通りを走る車のランプをぼんやり見ていた。
周りは田んぼばかりなので、離れた場所もよく見える。
旦那が帰って来たら玄関から入る音で帰宅時間はわかるのに、わざわざ窓から見ていたのは、
もしも、帰宅しても車から降りず自宅駐車場の車中でなにかしていたら、正確な帰宅時間は分からないと思ったから。
よせばいいのに、
大通りを通る車全てを目で追い、あれが旦那の車のライトかな?これかな??と目で追い、うちへ続く脇道に入らず通り過ぎてしまえば落胆
脇道に入ってきたと期待しても、うちの前を通り過ぎてしまえば、期待しただけ意気消沈
落胆と意気消沈を繰り返すと本当に心にグサグサくる
旦那が不倫をし続けていたとしても、私は本当は旦那の事が好きなのだ。
早く帰ってきてくれたらやっぱり嬉しい
そうやって、遠くを走る車のライトを見つめながら待ちわびている間はずっと旦那の事を考えている。
どうして不倫なんて.....と長女を抱きながら涙を流す事もあった。
2階の窓から、じーっといつ帰ってくるともわからない旦那の帰りを待ち、ラッキーな事に(当然いつかは帰るのだが)うちの駐車場に入ってきた旦那の車を確認したら、
→急いで不倫用黒ノートに帰宅時間を記す
→バレないように隠す
→1階におりて旦那の夕ご飯を温める
→普通に過ごす
→旦那寝る
→黒ノートに旦那の機嫌やご飯の食べ具合を記す。
毎日これの繰り返し。
「7/15 23:36 帰宅、機嫌普通、ぼーっとしてる、ご飯半分」
「7/16 23:58 帰宅、機嫌悪い、ご飯一切手をつけず」
「7/17 23:15帰宅するも車から降りてこない。0:03玄関から入ってくる。何していたか聞いたら車中で音楽聞いてたとの事。機嫌普通。ご飯1口のみ。」
.....ってな感じ
その観察結果にいちいち、
「今日は不倫女のところ行ってたんだろうな?」
「機嫌悪いのは私が嫌で?それとも女とケンカした?」
などと、どうしても、自分を傷つけるばかりの妄想をしてしまう
探偵さんから記録をつけましょう!と言われた時は、閉塞感に苛まれていた私にとって、舞い降りてきた使命?ミッション?のように思えて嬉しかったが、予想外に苦しい
しかし、そんな傷に塩を塗りこむような作業を我慢して続けていた私にも、
神様からのご褒美が舞い降りてきた