去年の暮れ、ヤングマガジンの
「デスペナ」担当だった編集者から電話がありました。
編集者「デスペナの2巻を1500部増刷するみたいです。」
私「???」
これは、とても珍しいことです。
打ち切りとなった漫画を増刷するなんて…。
本屋に無くなって注文が来たとか、
2巻は部数を下げたのでその分を増刷するとか
色々理由を言われたのですが
私にはあまりよくわかりません。
私が思ったのは
「講談社も細かいことをするようになったな。」
ということです。
講談社に限らず、
漫画がたくさん売れていたころの出版社は
一度にたくさんの本を刷っていました。
売れるかどうかわからない第1巻を
5万部とか10万部とか、
増刷も1万部単位のような数だったように思います。
もちろん、これは売れている人の話で、
その頃から私のように
少部数しか刷らない作家もいましたが
今は漫画も売れなくなって、
昔のようにどんな漫画でも
ある程度売れるという状況ではありません。
だから、初版は少ない数を刷って
それが売れたら細かく増刷をするという形になりました。
そういう流れで「デスペナ」の2巻も
少部数ながら刷ることになったのでしょう。
まあ、しかし、これは当然のことで
今までの漫画出版が少しおかしかったのかもしれません。
ちなみに、これは
連載再開とかに繋がる話ではありませんので
勘違いしないでください。
私としては2巻を増刷しても、
4巻以降が無いので少し心苦しい気持ちです。