先日3月7日。緊急事態宣言下ではあるものの、どうしても我慢出来なくなり、知人達に呼び掛けて『北京オリンピックをボイコットせよ～中共によるジェノサイドに対し、わが政府は断固抗議の意思を示せ！官邸前行動』と題した請願行為を少人数にて実施した。
一部からは「反米」と思われている私達が、中共に対して抗議の声を上げることに対する異論もあるようだが、要は力ずくで相手を従わそうとするその手法に反吐が出るだけだ。ウイグルや香港における人権問題のことなど言うまでもない。
かつての冷戦下における米国の振る舞いと、急激に進展するグローバル経済下での中共のそれは重なって見える。さらに中国は所謂『国連安保理事国』『戦勝国』である。そんな連中の都合に世界が振り回されてはならない。これは私達の主張の一つである「戦後体制からの脱却」「わが国の真の主権回復」に何ら矛盾しない。
私達の目的は、おそらくは日本人とは歴史的に最も親密な中国人達を蔑むことなどでは無い。確かに目先だけのことを考えれば、彼の国の事項内における少数民族弾圧などに目をつぶり、『親中』自民党二階幹事長の如く振舞えばよいだろう。然し、百年先を見据えるならば果たしてそれでいいのか？
そしてこれは対米国のそれと同様、実はわれわれ自身の問題である。忘れられないのは福一事故の際、「百年属国となっても構わないから中国人民解放軍に支援を求めろ」と一部で真面目に議論されたこと。戦後のわが国は米国や中国に対し「甘え」みたいなのがあるのではないか？ 結局は中共云々では無く、いつまでたっても自立出来ない日本人自身の問題だ。
官邸前行動の後、Ｊ同志と中村一晃君は青山・国連大学前で行われた『International Women’s Day 2021 中国共産党に弾圧された女性達 抗議活動』に参加。
【動画】中井ケイノスケ氏撮影
【追記】米国大使館前抗議『東京大空襲７６周年忌 米国の戦争犯罪に時効はない～日本人よ、３月１０日を忘れるな！真のホロコーストとは東京大空襲である』（主権回復を目指す会、一水会、対米自立実行委員会他共催）に当連絡会有志も参加しました。
【動画】Togo Duke氏撮影