Villefranche de Rouergueヴィルフランシュ=ド=ルエルグ 河の街

これが街の名前。パリから約600Km南下したところに位置する。あと100キロ南下したら地中海。1099年にトゥールーズ伯 レーモン4 によってアヴェロン川左岸に建設された街。人口およそ1万人。4月第一週の河の街は、桜の花が満開で、目には初春を感じさせてくれるけど、朝夕の寒暖差は激しい。フランスでは典型的な朝食をとりホテルから一歩外へ出ると冷たい風が容赦なく顔に突き刺さる。気温は2度。ダウンジャケットは用意してこなかった。午前中の仕事を追え、これまたフランスでは典型的な昼食を取る為、会社から徒歩10分離れたレストランへ行く頃には、午前中、沢山お仕事をしてくれたお日様のお陰で、気温は20度、時には25度まで上がっていて、レストランに着く頃には、汗がにじんでくる程。そして午後の仕事を追え、ホテルに帰る7時半には、夕焼けになり、日が沈むと同時に、また寒い夜がやってくる。その繰り返しでした。でも、この1週間で、確実に初春から、春へと変化している。それは、白い桜の花で覆われた木々が青い空の下、白桜の輝きを放つ、青と白のコントラストを見せてくれた街が、若い黄緑の葉に覆われ、青と緑の爽やかな色へ変わっていく、街の色でわかる。フランスには、日本の様に四季がある。少し日本が懐かしくなるフランス出張でした。

 

典型的なフランスの朝食は、といっても、フランスに住んだ事があるわけではなく、数回のフランス訪問の経験から勝手に私が思い込んでいるもっち的フランスの朝食ですが。挽き立ての濃いコーヒーに、焼きたてのフランスパン、グレインが入ったパン、プレーンのクロワッサン、チョコ入りクロワッサン、等、数種類ある。そして、小さめクレープ。その隣には、朝から薄切りハム、これも数種類。そして、何種類かのチーズに果物。こんな感じでしょうか。やっぱり朝のコーヒーの香りには誘われてしまい、いつもは紅茶派の私も、ミルク多めのカフェオレをつい頂いてしまう。こんなもっち的には非日常的な朝食を、せっかくのおフランスだからだと毎日とり、はりきって仕事に取り掛かりった毎日でした。写真は、
VdRの中心部の教会。



そして第一次世界大戦での戦没者慰霊碑。ライトアップされると戦争とはかけ離れたイメージ。